H26.7.27主日礼拝

*聖書のお話し(バイブル・メッセージ)
「題」 「アブラハムの旅立ち」
聖書の箇所 「創世記12:1~9」 (日本聖書協会:口語訳聖書より引用)

12:1 時に主はアブラムに言われた、「あなたは国を出て、親族に別れ、父の家を離れ、わたしが示す地に行きなさい。
12:2 わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大きくしよう。あなたは祝福の基となるであろう。
12:3 あなたを祝福する者をわたしは祝福し、あなたをのろう者をわたしはのろう。 地のすべてのやからは、あなたによって祝福される」。
12:4 アブラムは主が言われたようにいで立った。ロトも彼と共に行った。アブラムはハランを出たとき七十五歳であった。
12:5 アブラムは妻サライと、弟の子ロトと、集めたすべての財産と、ハランで獲た人々とを携えてカナンに行こうとしていで立ち、カナンの地にきた。
12:6 アブラムはその地を通ってシケムの所、モレのテレビンの木のもとに着いた。そのころカナンびとがその地にいた。
12:7 時に主はアブラムに現れて言われた、「わたしはあなたの子孫にこの地を与えます」。アブラムは彼に現れた主のために、そこに祭壇を築いた。
12:8 彼はそこからベテルの東の山に移って天幕を張った。西にはベテル、東にはアイがあった。そこに彼は主のために祭壇を築いて、主の名を呼んだ。
12:9 アブラムはなお進んでネゲブに移った。

 人生は「旅」であり、時に応じて新しい旅立ちがある。新しい旅立ちにはいつでも不安が伴う。アブラハムには人間としての迷い、弱さ、不信、失敗の繰り返し等、私たちと同じ問題を抱えて生きた人であった。しかし、彼は、神を信じ、神に信頼して旅立ちをした。紀元前2000年、カルデヤのウル(シュメール)に住んでいたアブラム(後のアブラハム)は、主の導きに従ってカナンの地に移り住んだ。主がアブラハムに与えられた約束は、その子孫が繁栄し、やがてイスラエル民族となるだけでなく、救い主キリストがその中から誕生することだった。(マタイ1: )つまり、神の救いのご計画は、主の言葉を信じて従ったアブラハムから始まっていった。

 主のことばは、「国を出て、親族に別れ、父の家を離れ、私が示す地に行きなさい」との命令であった。そして、「あなたを祝福する」との約束が伴っていた。75才になっていたアブラハムは、主の約束を信じてみことばに従った。後に、アブラハムは「信仰の父」と呼ばれる生涯の第一歩であった。地上に生きて揺るがない御国を求め、憧れ、もっとよい神の祝福を求めて生きた。このアブラハムの信仰に生きるものこそ、アブラハムの子孫である。私たちも、また、時の応じて信仰の旅立ちが必要である。

 「国を出て、親族に別れ、父の家を離れる」ことは、親族の助け、この世のものに頼らず、主の言葉に信頼して従うということである。アブラハムはウルの町にとどまっていれば、安心、安全を得、豊かで文化的な生活をすることができた。しかし、アブラハムが求めたのは、この世の安心を確保し、目に見える財産を受け継ぐことではなく、神の約束を信じ神が与えられる御国を得、その祝福にあずかることであった。

彼は、移住したカナンの地でも、妻を葬る墓地を他にして土地を持たず、定住生活をせず、生涯、天幕住まいをした。彼は、朽ちていく地上の宝ではなく、
「ゆるがぬ土台の上に建てられた都を待ち望んでいたのである」。(へブル11:10)

あなたは国を出て、親族に別れ、父の家を離れ、わたしが示す地に行きなさい。創世記12:1

プログラム 時間 音声
前奏 0:31
賛美:天地(あめつち)こぞりて

0:44

交読:22 詩篇65 1:35
主の祈り 0:51
使徒信条 1:07
賛美8: 七日の旅路 3:07
聖書 創世記 12:1~9 1:55
賛美275: 信仰こそ 3:13

説教:アブラハムの旅立ち

10:00

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11:21





賛美301: わがゆく道いついかに 2:15
感謝の祈り 2:17
頌栄63: 父御子御霊の 1:35

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