H26.4.27主日礼拝

*聖書のお話し(バイブル・メッセージ)
「題」 「我は再臨の主を信ず」
聖書の箇所 「ローマ8:18~25」 (日本聖書協会:口語訳聖書より引用)

8:18 わたしは思う。今のこの時の苦しみは、やがてわたしたちに現されようとする栄光に比べると、言うに足りない。
8:19 被造物は、実に、切なる思いで神の子たちの出現を待ち望んでいる。
8:20 なぜなら、被造物が虚無に服したのは、自分の意志によるのではなく、服従させたかたによるのであり、
8:21 かつ、被造物自身にも、滅びのなわめから解放されて、神の子たちの栄光の自由に入る望みが残されているからである。
8:22 実に、被造物全体が、今に至るまで、共にうめき共に産みの苦しみを続けていることを、わたしたちは知っている。
8:23 それだけではなく、御霊の最初の実を持っているわたしたち自身も、心の内でうめきながら、子たる身分を授けられること、すなわち、からだのあがなわれることを待ち望んでいる。
8:24 わたしたちは、この望みによって救われているのである。しかし、目に見える望みは望みではない。なぜなら、現に見ている事を、どうして、なお望む人があろうか。
8:25 もし、わたしたちが見ないことを望むなら、わたしたちは忍耐して、それを待ち望むのである。

1、再臨はキリストの救いの完成
 今まで、使徒信条のキリストにかかわることがら、すなわち、処女降誕から十字架、葬りと陰府下り、復活、昇天と着座について学んできました。これらはキリストの救いの豊かな内容を意味しています。そして、最後に「キリストの再臨」を学びます。キリストの再臨によって、私たちの救いは完成されます。私たちは死んで天に召され、主にお会いするだけでなく、キリストご自身がこの地上に再臨されるという真理を、もう少し深く現実的に受け止めたいと思います。

2、うめきつつ 生きる
 私たちが味わっている今の苦しみは多岐にわたり、人間が「いろいろの苦しみ」(18)を作り出しています。また、人間が味わう苦しみに加え、「被造物全体のうめき」(22)が言われています。聖書は自然界の素晴らしさや被造物の神賛美(詩篇148・3)も語りますが、ここでは美しい被造物全体が、うめいていると教えます。あの3・11東日本大震災の被害に、私たちは自然の狂った猛威を見ました。それは秩序を忘れ虚無に
服し呻いている大自然の姿です。聖書はこの被造物のうめきの原因は神ではなく、人間にあると教えます。人間が神に背を向け、神の戒めを破って罪を犯した時からすべてが狂ってしまいました。人間の罪が、自然をうめかせているのです。しかし、また、それゆえに望みがあります。(ローマ8:19~20) つまり、やがて来るキリストの再臨の時、キリストと共に栄光の座に着く回復された人間の現れを、大自然も待ち望んでいるのです。主が再臨される時、人間の救いが完成し、被造物の調和と秩序も刷新され回復されるのです。

3、再び来られるキリスト (1コリント16:22、黙示録22:20
 キリストは人の罪をきよめ、死のとげを抜き、復活の命を与えて下さいました。しかし、
また、再び来られて人間を罪のゆえの滅びの束縛から解き放ち、産みの苦しみをしている被造物をも刷新されます。キリストは、私たちの魂の救い主であり、すべての被造物の救い主なのです。「マラナ・タ」 「主よ、来てください。」

父よ、みこころならば、どうぞ、この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしの思いではなく、みこころが成るようにしてください。       ルカ22:42

プログラム 時間 音声
前奏 0:49
賛美:天地(あめつち)こぞりて

0:45

交読:12 詩篇33 1:28
主の祈り 0:54
使徒信条 1:11
賛美27: 来る朝ごとに 3:15
聖書 ローマ8:18~25 1:36
賛美467: 世の終りのラッパ 2:18

説教:我は再臨の主を信ず

10:00

10:00

10:00

10:00

12:30

 






賛美465: いつかは知らねど 4:22
感謝の祈り 1:20
頌栄63: 父御子御霊の 1:33

 

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