H26.2.23主日礼拝

*聖書のお話し(バイブル・メッセージ)
「題」 「奇跡を命ずるイエス」
聖書の箇所  「マタイ 8:5~13」
 (日本聖書協会:口語訳聖書より引用)

8:5 さて、イエスがカペナウムに帰ってこられたとき、ある百卒長がみもとにきて訴えて言った、
8:6 「主よ、わたしの僕が中風でひどく苦しんで、家に寝ています」。
8:7 イエスは彼に、「わたしが行ってなおしてあげよう」と言われた。
8:8 そこで百卒長は答えて言った、「主よ、わたしの屋根の下にあなたをお入れする資格は、わたしにはございません。ただ、お言葉を下さい。そうすれば僕はなおります。
8:9 わたしも権威の下にある者ですが、わたしの下にも兵卒がいまして、ひとりの者に『行け』と言えば行き、ほかの者に『こい』と言えばきますし、また、僕に『これをせよ』と言えば、してくれるのです」。
8:10 イエスはこれを聞いて非常に感心され、ついてきた人々に言われた、「よく聞きなさい。イスラエル人の中にも、これほどの信仰を見たことがない。
8:11 なお、あなたがたに言うが、多くの人が東から西からきて、天国で、アブラハム、イサク、ヤコブと共に宴会の席につくが、
8:12 この国の子らは外のやみに追い出され、そこで泣き叫んだり、歯がみをしたりするであろう」。
8:13 それからイエスは百卒長に「行け、あなたの信じたとおりになるように」と言われた。すると、ちょうどその時に、僕はいやされた。
 
 使徒信条は、クリスマスの誕生からいきなり十字架での死へと移り、福音書の中の主イエスの教えや行いをすべて飛ばします。そこで、使徒信条の追加として、イエス・キリストの「わざ」と「教え」について学びます。マルコ4章の終りから5章にかけ、主イエスの奇蹟のわざが連続して語られています。自然界を従わせる奇蹟、悪霊を追い出す奇跡、病を癒す奇跡、そして、死人を甦らせる奇蹟・・。主イエスのわざが人間世界をとりまく様々な問題に対し圧倒的な権威と力で支配し解決するかを物語ります。
1、奇蹟を起こすイエスのことば
 これらの奇蹟の特徴は、奇蹟を起こす際に、主イエスが発せられる<ことば>にあります。主は荒れ狂う湖と嵐に対して「黙れ、静まれ」(マルコ4:39)と命じ、悪霊に取りつかれた男に、「汚れた霊よ。この人から出て行け」(5:8)と命じました。イエスのことばが奇蹟を起こしています。この方の発することば一つで、自然界も霊界も、病も死も制されてしまうのです。天地創造のときに「光あれ」(創世記1:3)と言われた神のことばの権威と力を、弟子たちはイエスのことばに感じたのです。ローマの百人隊長は、イエスがこの世を支えている神の権威を持っておられること信じ、「おことばをいただかせてください」と願いました。
2、信仰が試されている
 百人隊長は、絶対的な信頼を主に寄せ、主は、百人隊長の信仰に驚き、「このような信仰を見たことがない」と、彼を高く評価されました。彼は、主イエスがおことばをくだされば、病が直ると信じていました。果たして―そのとおりになったのです。もし、主が私たちにおっしゃったらどうでしょうか。今、主イエスが私に向かって、「行きなさい。あなたの信じたとおりになるように」と、言われたらどうでしょう。喜ぶのか、ぎくりとするのか。礼拝に出席していても、祈っていても、主に何も期待していないのなら、何も起こらないということです。「さあ、行きなさい。あなたの信じたとおりになるように。」(マタイ8:13)  新年度を迎え、今、私たちの信仰が試されています。

「行け、あなたの信じたとおりになるように」と言われた。すると、ちょうどその時に僕はいやされた。 マタイ8:13

プログラム 時間 音声
前奏 0:43
賛美:天地(あめつち)こぞりて

0:45

交読6 詩篇22篇 2:39
主の祈り 0:55
使徒信条 1:14
賛美9: 力の主を 2:23
聖書 マタイ 8:5~13 2:00
賛美311: いかに恐るべき 2:25
説教:
奇跡を命じるイエス

10:00

10:01

10:02

10:01

10:02

 7:26






賛美275: 信仰こそ 2:52
頌栄63: 父御子御霊の 1:33

 

 

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