*聖書のお話し(バイブル・メッセージ)
「題」 「我は聖霊によって宿り、マリヤから生まれたイエスを信ず」
聖書の箇所 「マタイ 1:18~25、ピリピ 2: 6~7」 (日本聖書協会:口語訳聖書より引用)
マタイによる福音書
1:18 イエス・キリストの誕生の次第はこうであった。母マリヤはヨセフと婚約していたが、まだ一緒にならない前に、聖霊によって身重になった。
1:19 夫ヨセフは正しい人であったので、彼女のことが公けになることを好まず、ひそかに離縁しようと決心した。
1:20 彼がこのことを思いめぐらしていたとき、主の使が夢に現れて言った、「ダビデの子ヨセフよ、心配しないでマリヤを妻として迎えるがよい。その胎内に宿っているものは聖霊によるのである。
1:21 彼女は男の子を産むであろう。その名をイエスと名づけなさい。彼は、おのれの民をそのもろもろの罪から救う者となるからである」。
1:22 すべてこれらのことが起ったのは、主が預言者によって言われたことの成就するためである。すなわち、
1:23 「見よ、おとめがみごもって男の子を産むであろう。 その名はインマヌエルと呼ばれるであろう」。これは、「神われらと共にいます」という意味である。
1:24 ヨセフは眠りからさめた後に、主の使が命じたとおりに、マリヤを妻に迎えた。
1:25 しかし、子が生れるまでは、彼女を知ることはなかった。そして、その子をイエスと名づけた。
ピリピ人への手紙
2:6 キリストは、神のかたちであられたが、神と等しくあることを固守すべき事とは思わず、
2:7 かえって、おのれをむなしうして僕のかたちをとり、人間の姿になられた。その有様は人と異ならず、
キリスト教の中心はキリストです。人が神になったのではなく、神が人となられた、
神が人間イエスになられたということがキリスト教の核心です(ピリピ2:6~7)
1、処女(おとめ)マリヤより生まれ (マタイ1:18~25)
「処女マリヤより生まれ」は「神である救い主が、人の子としてこの世界に生まれた」という意味です。それがよく表わされているのがマタイ1章のキリストの系図です。この系図はイエスがダビデ王の家系で、イスラエル民族の父祖アブラハムに行きつくことを教えます。しかし、それだけではなく、この系図が物語るのは人間の欲望と罪の悲しみです。これは人間の系図であり、わたしの系図なのです。キリストは、そのような罪と汚れに満ちた人間の系図の中に、ご自身を埋めるようにし、人間の罪の中に潜り込むようにして罪深い世界に誕生されました。
2、聖霊によって生まれマタイ (1:20-21、ルカ1:26、イザヤ7:14)
主は、ただ罪と悲しみに染まるこの世界に降りて来て、共に立って下さるだけではありません。この方は、 「聖霊によって」人間の介在なしに、処女(おとめ)マリヤに宿られ、人間の罪を受け継ぐことなく、罪に満ちた世界に生まれた神の御子でした。この出来事は700年も前に告げられたイザヤによる預言の成就でした。「二のイエスこそ救い主なる神であり、処女がみごもるという神だけがなし得る不思議な方法で誕生された人となられた神である」という真理を宣言しでいます。
3、聖霊によって、わたしも生まれる (ヨハネ1:12)
この方は私たちをこの世の暗闇から救いだし、神のこどもとする力を持っているのです。
「しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされ る特権をお与えになった。」 (ヨハネ福音書1:12)
プログラム | 時間 | 音声 |
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前奏 | 0:40 | |
賛美:天地(あめつち)こぞりて |
0:45 |
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交読5: 詩篇19篇 | 2:14 | |
主の祈り | 0:52 | |
使徒信条 | 1:09 | |
賛美9: 力の主を | 3:25 | |
聖書 マタイ 1:18~25、ピリピ 2: 6~7 | 1:49 | |
賛美378: 罪の世人らに | 2:19 | |
説教: 我は聖霊によって宿り、 マリヤから生まれた イエスを信ず |
10:03 10:03 10:07 10:04 10:04 5:56 |
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賛美259: 聖いふみは教える | 2:42 | |
頌栄63: 父御子御霊の | 1:37 |