H25.8.4主日礼拝

*聖書のお話し(バイブル・メッセージ)
「題」 「神のための戦い」
聖書の箇所  「列王下 5:1~14」 
(日本聖書協会:口語訳聖書より引用)
5:1 スリヤ王の軍勢の長ナアマンはその主君に重んじられた有力な人であった。主がかつて彼を用いてスリヤに勝利を得させられたからである。彼は大勇士であったが、らい病をわずらっていた。
5:2 さきにスリヤびとが略奪隊を組んで出てきたとき、イスラエルの地からひとりの少女を捕えて行った。彼女はナアマンの妻に仕えたが、
5:3 その女主人にむかって、「ああ、御主人がサマリヤにいる預言者と共におられたらよかったでしょうに。彼はそのらい病をいやしたことでしょう」と言ったので、
5:4 ナアマンは行って、その主君に、「イスラエルの地からきた娘がこういう事を言いました」と告げると、
5:5 スリヤ王は言った、「それでは行きなさい。わたしはイスラエルの王に手紙を書きましょう」。 そこで彼は銀十タラントと、金六千シケルと、晴れ着十着を携えて行った。
5:6 彼がイスラエルの王に持って行った手紙には、「この手紙があなたにとどいたならば、わたしの家来ナアマンを、あなたにつかわしたことと御承知ください。あなたに彼のらい病をいやしていただくためです」とあった。
5:7 イスラエルの王はその手紙を読んだ時、衣を裂いて言った、「わたしは殺したり、生かしたりすることのできる神であろうか。どうしてこの人は、らい病人をわたしにつかわして、それをいやせと言うのか。あなたがたは、彼がわたしに争いをしかけているのを知って警戒するがよい」。
5:8 神の人エリシャは、イスラエルの王がその衣を裂いたことを聞き、王に人をつかわして言った、「どうしてあなたは衣を裂いたのですか。彼をわたしのもとにこさせなさい。そうすれば彼はイスラエルに預言者のあることを知るようになるでしょう」。
5:9 そこでナアマンは馬と車とを従えてきて、エリシャの家の入口に立った。
5:10 するとエリシャは彼に使者をつかわして言った、「あなたはヨルダンへ行って七たび身を洗いなさい。そうすれば、あなたの肉はもとにかえって清くなるでしょう」。 5:11 しかしナアマンは怒って去り、そして言った、「わたしは、彼がきっとわたしのもとに出てきて立ち、その神、主の名を呼んで、その箇所の上に手を動かして、らい病をいやすのだろうと思った。
5:12 ダマスコの川アバナとパルパルはイスラエルのすべての川水にまさるではないか。わたしはこれらの川に身を洗って清まることができないのであろうか」。こうして彼は身をめぐらし、怒って去った。
5:13 その時、しもべたちは彼に近よって言った、「わが父よ、預言者があなたに、何か大きな事をせよと命じても、あなたはそれをなさらなかったでしょうか。まして彼はあなたに『身を洗って清くなれ』と言うだけではありませんか」。
5:14 そこでナアマンは下って行って、神の人の言葉のように七たびヨルダンに身を浸すと、その肉がもとにかえって幼な子の肉のようになり、清くなった。

有名なアラムの大将軍ナアマンの癒しの記事から学びましょう。

1、イスラエルの奴隷娘のあかし
 ナアマンは、アラムの将軍で王に信頼された大勇士でしたが、重い皮膚病にかかっていました。彼は病気のゆえに絶望し、また、何とか癒されたいと願いました。そんな彼が、ふと神の預言者エリシャのことを知りました。イスラエルの奴隷娘が、ナアマンの妻にイスラエルの預言者のことを話したのです。娘はあらゆる点でナアマンと対照的でした。彼女は奴隷娘で力なき者です。しかし、彼女は預言者と彼の神を知っていました。ナアマンにも奴隷娘にも2つの側面があります。ナアマンは大勇士ですが、重い病気でした。ナアマンの「が」は、彼を絶望と虚無に追いやります。一方、彼女は奴隷の娘でしたが、預言者と神を知っていました。彼女の「が」は、信仰により、無限の可能性につながるものでした。私たちは、この世で小さく無力です。しかし、私たちは、神のことばを持ち、生ける神を知っています。

2、ナアマンの癒し・・・・福音とは何か
 「ナアマンは馬と戦車を持って来て、エリシャの家の入口に立った。」(9)ナアマンは、自分を地位と力のある者としてエリシャンの前に立ち、その扱いを求めました。しかし、エリシャのつれない態度とことばは、ナアマンのみじめな自尊心を突きました。神の癒しと救いの約束は、決して難しくはなく単純なのです。しかし、謙って神のことばを神のことばとして受け止めることなしに、救いは現実とならず祝福となってきません。ナアマンは怒って去りました。彼は癒されたいのに、癒される方法にこだわるのです。ナアマンの発想は福音とは異質でした。しかし、ナアマンのしもべたちの訴えは、まことに理にかなったものでした。ナアマンはしもべのことばに、思い返して改めてヨルダンに下って行きました。そして、預言者のことばの通りにしました。その結果、彼の病は完全に癒されたのです。どんな人でも、真理に従い、悔い改め、謙って、神に信頼するなら救われるのです。真の神を知った彼は、異教国である自分の国で生ける神を礼拝し、証するために帰って行きました。

身を洗って 清くなれ。        列王下 5:13
プログラム 時間 音声
前奏 0:35
賛美:天地(あめつち)こぞりて

0:47

交読27: 詩篇90篇 2:20
主の祈り 0:58
使徒信条 1:14
賛美17: 主をほめよわがこころ 2:54
聖書 列王下 5:1~14 3:49
賛美423: 村の小さき教会 2:39
説教:大勇士の癒し

10:04

10:07

10:05

10:01

12:15

聖餐式:しみも咎も 3:10
賛美451: カルバリ山より 2:42
感謝の祈り(熊野紀子姉) 1:24
頌栄63: 父御子御霊の 1:48

 

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