H25.5.26 主日礼拝

*聖書のお話し(バイブル・メッセージ)
「題」 「美しの門の出来事」
聖書の箇所  「使徒 3:1~10」
 (日本聖書協会:口語訳聖書より引用)
3:1 さて、ペテロとヨハネとが、午後三時の祈のときに宮に上ろうとしていると、
3:2 生れながら足のきかない男が、かかえられてきた。この男は、宮もうでに来る人々に施しをこうため、毎日、「美しの門」と呼ばれる宮の門のところに、置かれていた者である。
3:3 彼は、ペテロとヨハネとが、宮にはいって行こうとしているのを見て、施しをこうた。
3:4 ペテロとヨハネとは彼をじっと見て、「わたしたちを見なさい」と言った。
3:5 彼は何かもらえるのだろうと期待して、ふたりに注目していると、
3:6 ペテロが言った、「金銀はわたしには無い。しかし、わたしにあるものをあげよう。ナザレ人イエス・キリストの名によって歩きなさい」。
3:7 こう言って彼の右手を取って起してやると、足と、くるぶしとが、立ちどころに強くなって、
3:8 踊りあがって立ち、歩き出した。そして、歩き回ったり踊ったりして神をさんびしながら、彼らと共に宮にはいって行った。
3:9 民衆はみな、彼が歩き回り、また神をさんびしているのを見、
3:10 これが宮の「美しの門」のそばにすわって、施しをこうていた者であると知り、彼の身に起ったことについて、驚き怪しんだ。

 ペテロとヨハネが、午後3時の祈りの時に宮に上ろうとしていると、生まれながら足のきかない男が抱えられてきました。(1-2) 美しの門はエルサレムの神殿の東側に在ってコリントの青銅を主体として金銀をもって飾られていました。ネし拝と祈りをささげる多くの人がここを通り、施しを請うには良い場所でした。そこに、ペテロとヨハネとが、午後3時の祈りのためにやって来ました。
1、アイコンタクト
 彼はペテロとヨハネを見て施しを請い、ペテロとヨハネはその男を じっと見つめ、「私たちを見なさい」と言い、男は期待して二人を見ます。ここには目と目がふれ合い、両者の目が非常にしっかりと向き合っています。ペテロはこの男を見て無関心で通りすぎることが出来ず「じっと見た」のです。弱い人、孤独で虐げられた人に心が魅かれ結びつくのです。主イエスがまさにそうでした。クリスチャ
ンには、このキリストの心(愛)が聖霊によって注がれています。(ローマ5:5)

2、わたしにあるもの
 男が注目していると、ペテロは 「金銀はわたしには無い。わたしにあるものを上げよう。ナザレ人イエス・キリストの名によって歩きなさい」(6)と言いました。真に人を立ちあがらせ、その生活を支えるものは金銭ではないのです。ペテロは「わたしにあるもの」と言いました。それは、「キリストのみ名」であり、「み名を信じる信仰」(16)です。「み名」とはキリストご自身であり、「聖霊」です。キリストの教会にだけあるもの、クリスチャンだけが持つ、それを持っているでしょうか。世が見過ごしている世の不幸と悲惨に対して「見つめて」、「私たちを見なさい」と言えるだけの深い同情と関心とを持って、罪に滅びゆく世の人々、悩みと悲惨に沈む世の魂に 「わたしを見なさい」と言えるだけのものをクリスチャンは、教会は持っているでしょうか。金銀はなくとも、立派な美しの門がそびえていなくても、人を立って歩ませる「イエス・キリストのみ名が私たちにはある」と言える教会でありたいのです。
 

ナザレ人イエス・キリストの名によって歩きなさい。 使徒3:6
プログラム 時間 音声
前奏 0:21
賛美:天地(あめつち)こぞりて 0:43
交読19: 詩篇51篇 2:07
主の祈り 0:54
賛美153: 言葉のかぎりに 3:43
聖書 使徒 3:1~10 1:22
賛美311: いかに恐るべき 2:53
説教:キリストの名による歩み

10:02

10:00

10:00

14:31




賛美300: 御恵み豊けき 3:34
感謝の祈り(丹下兄) 1:43
頌栄63: 父御子御霊の 1:49

 

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