H24.11.04 主日礼拝

*聖書のお話し(バイブル・メッセージ)
「題」      「近づき助ける
聖書の箇所  「ルカ10章:25節-37節
 (日本聖書協会:口語訳聖書より引用)
10:25 するとそこへ、ある律法学者が現れ、イエスを試みようとして言った、「先生、何をしたら永遠の生命が受けられましょうか」。
10:26 彼に言われた、「律法にはなんと書いてあるか。あなたはどう読むか」。
10:27 彼は答えて言った、「『心をつくし、精神をつくし、力をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ』。また、『自分を愛するように、あなたの隣り人を愛せよ』とあります」。
10:28 彼に言われた、「あなたの答は正しい。そのとおり行いなさい。そうすれば、いのちが得られる」。
10:29 すると彼は自分の立場を弁護しようと思って、イエスに言った、「では、わたしの隣り人とはだれのことですか」。
10:30 イエスが答えて言われた、「ある人がエルサレムからエリコに下って行く途中、強盗どもが彼を襲い、その着物をはぎ取り、傷を負わせ、半殺しにしたまま、逃げ去った。
10:31 するとたまたま、ひとりの祭司がその道を下ってきたが、この人を見ると、向こう側を通って行った。
10:32 同様に、レビ人もこの場所にさしかかってきたが、彼を見ると向こう側を通って行った。
10:33 ところが、あるサマリヤ人が旅をしてこの人のところを通りかかり、彼を見て気の毒に思い、
10:34 近寄ってきてその傷にオリブ油とぶどう酒とを注いでほうたいをしてやり、自分の家畜に乗せ、宿屋に連れて行って介抱した。
10:35 翌日、デナリ二つを取り出して宿屋の主人に手渡し、『この人を見てやってください。費用がよけいにかかったら、帰りがけに、わたしが支払います』と言った。
10:36 この三人のうち、だれが強盗に襲われた人の隣り人になったと思うか」。
10:37 彼が言った、「その人に慈悲深い行いをした人です」。そこでイエスは言われた、「あなたも行って同じようにしなさい」。

 このたとえが語られたいきさつがあります。ある律法学者がイエスを試みようと「何をしたら永遠のいのちを得ることができるでしょうか」と質問をしました。そこで、イエスは「律法には何と書いてあるか」と問われると、彼は「『心をつくし、思いを尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ』、また、『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ』とあります」と答えました。これは、正しい律法の洞察でした。

1、律法の教えとそれを守ること 
 イエスは「そのとおりだ、あなたの答えは正しい。それを実行しなさい。そうすれば、いのちを得ます」と答えられました。問題は正しい教えを守って生きているかどうかです。彼の良心は自分が律法どおりに生きていないことを指摘しましたが、彼はなお自分の立場を弁護しようとして「私の隣人とはだれか」と、愛の行動を教理の問題にすり替えます。人は神を欺き人を騙すだけでなく、自分さえ欺くのです。(ヤコブ1:22)そこで、主が彼の“逃げ”に対して語られたのがこのたとえです。

2、このたとえから示される隣人とは
 主は良いサマリヤ人のたとえを語られ、慈悲深い行いをしたサマリヤ人に習って「あなたも行って、同じようにしなさい」と命じられました。愛の対象に一切の区別がなく、愛を施すに限度はなく、愛の心を持ち、自分が助けることの出来るすべての人に対して、出来る限りの愛を表すことを教えられました。

3、良いサマリヤ人とは
 罪と世とサタンの横暴な支配に傷つき、滅びに瀕している私たちのために、そのはらわたをつき動かされて近づき、十字架上にご自分のいのちを犠牲にして私たちを救われた主イエスこそ良いサマリヤ人です。私たちはこの方の愛と憐れみ、大きな犠牲で救われました。彼は「あなたがたも行って、同じようにしなさい」と言われます。
主よ、あなたの愛を注いでください。

この三人のうち、だれが強盗に襲われた人の隣人となったと思うか。 ルカ10:36
プログラム 時間 音声
前奏 0:30
賛美:天地(あめつち)こぞりて 0:48
交読40:詩篇126 0:53
主の祈り 0:51
使徒信条 1:05
賛美1:いざ皆きたりて 2:21
聖書:ルカ10:25-37

1:58

賛美208:イエスは愛で満たす 2:35
説教:近づき助ける

10:00

10:14

10:07

10:09

10:07

14:14

聖餐式:しみも咎も 3:08
賛美218:汚れと辱との 2:59
頌栄:父御子御霊の 1:32

 

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