H24.7.29 主日礼拝

*聖書のお話し(バイブル・メッセージ)
「題」      危機の中での救い」

聖書の箇所1 「出エジプト12:10~29 (日本聖書協会:口語訳聖書より引用)
14:10 パロが近寄った時、イスラエルの人々は目を上げてエジプトびとが彼らのあとに進んできているのを見て、非常に恐れた。そしてイスラエルの人々は主にむかって叫び、
14:11 かつモーセに言った、「エジプトに墓がないので、荒野で死なせるために、わたしたちを携え出したのですか。なぜわたしたちをエジプトから導き出して、こんなにするのですか。
14:12 わたしたちがエジプトであなたに告げて、『わたしたちを捨てておいて、エジプトびとに仕えさせてください』と言ったのは、このことではありませんか。荒野で死ぬよりもエジプトびとに仕える方が、わたしたちにはよかったのです」。
14:13 モーセは民に言った、「あなたがたは恐れてはならない。かたく立って、主がきょう、あなたがたのためになされる救を見なさい。きょう、あなたがたはエジプトびとを見るが、もはや永久に、二度と彼らを見ないであろう。
14:14 主があなたがたのために戦われるから、あなたがたは黙していなさい」。
14:15 主はモーセに言われた、「あなたは、なぜわたしにむかって叫ぶのか。イスラエルの人々に語って彼らを進み行かせなさい。
14:16 あなたはつえを上げ、手を海の上にさし伸べてそれを分け、イスラエルの人々に海の中のかわいた地を行かせなさい。
14:17 わたしがエジプトびとの心をかたくなにするから、彼らはそのあとを追ってはいるであろう。こうしてわたしはパロとそのすべての軍勢および戦車と騎兵とを打ち破って誉を得よう。
14:18 わたしがパロとその戦車とその騎兵とを打ち破って誉を得るとき、エジプトびとはわたしが主であることを知るであろう」。
14:19 このとき、イスラエルの部隊の前に行く神の使は移って彼らのうしろに行った。雲の柱も彼らの前から移って彼らのうしろに立ち、
14:20 エジプトびとの部隊とイスラエルびとの部隊との間にきたので、そこに雲とやみがあり夜もすがら、かれとこれと近づくことなく、夜がすぎた。
14:21 モーセが手を海の上にさし伸べたので、主は夜もすがら強い東風をもって海を退かせ、海を陸地とされ、水は分かれた。
14:22 イスラエルの人々は海の中のかわいた地を行ったが、水は彼らの右と左に、かきとなった。
14:23 エジプトびとは追ってきて、パロのすべての馬と戦車と騎兵とは、彼らのあとについて海の中にはいった。
14:24 暁の更に、主は火と雲の柱のうちからエジプトびとの軍勢を見おろして、エジプトびとの軍勢を乱し、
14:25 その戦車の輪をきしらせて、進むのに重くされたので、エジプトびとは言った、「われわれはイスラエルを離れて逃げよう。主が彼らのためにエジプトびとと戦う」。
14:26 そのとき主はモーセに言われた、「あなたの手を海の上にさし伸べて、水をエジプトびとと、その戦車と騎兵との上に流れ返らせなさい」。
14:27 モーセが手を海の上にさし伸べると、夜明けになって海はいつもの流れに返り、エジプトびとはこれにむかって逃げたが、主はエジプトびとを海の中に投げ込まれた。
14:28 水は流れ返り、イスラエルのあとを追って海にはいった戦車と騎兵およびパロのすべての軍勢をおおい、ひとりも残らなかった。
14:29 しかし、イスラエルの人々は海の中のかわいた地を行ったが、水は彼らの右と左に、かきとなった。

 最後の災いにより、民は意気揚々とエジプトを出発しました。民がエジプトから解放されるために、小羊の血とエジプト人の初子の血が流されました。(1ヘテロ1:18~19)

1、最大の危機
 神は民をあえて逃げ道のない海辺に導かれました。それがパロの目には民が道に迷っているように見え、すぐに精鋭の軍隊を引き連れ追跡しました。前は海、後はパロの軍勢、民にはどこにも逃げ場がありません。民は、主への信頼を忘れて叫び、モーセと神につぶやき訴えました。(11、12)ピンチに陥るとすぐ視野が狭くなり、恵みの記憶を失ってしまい、信仰を働かせることができません。
 この時、モーセは「あなた方は恐れてはならない。かたく立って、主がきょう、あなたがたのためになされる救いを見なさい。」「主があなたがたのために戦われるから、あなたがたは黙していなさい。」(13、14)と言いました。絶対絶命の中で、上を仰ぐ信仰を促しました。いつどこでも、どんな状況でも、そこから神様を仰ぎみ見るなら生きることができます。

2、海を分け、海の中に道を開かれた主
 この時、雲の柱が彼らの後ろに移動し、エジプト軍の追撃を滞らせました。「モーセが手を海の上に差し延ぱすと、主は一晩中強い東風で海を退かせ、海を陸地としされた。それで水は別れた。」(14・21)右と左が水の壁となってそそり立つ海の中を渡ることは、考えるだけでぞっとします。民は後ろにエジプト軍が追っていたからこそ前進することができたのです。これは真夜中のことです。私たちの人生にも夜の体験があります。不安と恐れと孤独は、主の御業を思い起こし、神の名を呼び、神に信頼して従うときです。「エジプト人は追いかけて来て、パロの馬も戦車も騎兵も、みな彼らの後から海の中に入って行った」(14:13)とは、自分から滅びに飛び込む姿勢です。モーセは主の命により、再びモーセが手を海の上にさし伸べると、夜明けになって海はいつもの流れに返り、エジプトびとはこれにむかって逃げたが、主はエジプトびとを海の中に投げ込まれた。」(27)、パロの全軍はひとり残らず海の水にのみ込まれました。「主があなたがたのために戦われる」ことが確信できるなら、「黙っている」(14:14)ことが出来ます。

かたく立って、主がきょう、あなたがたのためにされる救いを見なさい。 出エジプト14:13
プログラム 時間 音声
前奏 0:31
賛美:天地(あめつち)こぞりて 0:49
交読28:詩篇91 2:26
主の祈り 0:54
賛美21:輝く日を仰ぐとき 4:45
聖書:出エジプト14:10-29 4:41
賛美166:威光・尊厳・栄誉 2:56
説教:危機の中での救い

10:02

9:48

10:00

10:03

9:05

賛美301:わが行く道いついかに 2:24
頌栄:父御子御霊の 1:42

 

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