H23.12.4 主日礼拝 (第2アドベント)

*聖書のお話し(バイブル・メッセージ)
(・聖書をもっておられる方は、今日の聖書の箇所を開いて 読んでください。)
「題」        「祈りの答え」 
「聖書の箇所」  ルカ1:8~22、57~66

 アドベントの祈りの待ち望みの中にあって、ザカリヤの祈りについて学びます。

1、思いがけない知らせ(8~9)
 ザカリヤのもとに現れた御使いは「あなたの祈りが聞かれたのだ」と告げています。子供が与えられるようにとザカリヤは祈ってきましたが、かなえられないまま年をとってしまいました。これは彼らの悩みであり、信仰の失望となっていました。そして、いつの間にか祈りは止み、子供が与えられないことを受け入れていました。しかし、神の時が来て、ついに長い間の祈りに神が答えられるのです。しかし、ザカリヤには、どうして今頃・・・という思いでした。
聖書には、高齢のアブラハムに約束の子が与えられたことが記されていますが、自分たちにはそのようなことが起こることは考えませんでした。
私たちもしばしばこの不信仰に陥ります。みことばと自分の生活が結びつかないのです。

2、沈黙(19~20) 
 「どうしてそんなことがわたしにわかるでしょうか」とザカリヤが答えたとき、口がきけなくなりました。これは彼が告げられた神の言葉が信じられないザカリヤの不信仰に対する懲らしめなのでしょうか。約束の子ヨハネが生まれるまで全く口を閉ざされたのです。しかし、実はこの沈黙は懲らしめではなく、むしろ祝福だったのです。
 沈黙は祈りの時でした。10か月の沈黙期間は、ザカリヤにとってかけがえのない時となりました。沈黙の中で、彼は神のことばをはっきりと聞き、その祝福をしっかりと受け止めるようになったのです。
忙しく、情報過多の時代に生きている私たちは、あえてそれらを断たれることにより、神のことばを本当に聴くことが出来る霊性が養われなければなりません。

3、ザカリヤの讃歌(67~) 
 ついにヨハネが生まれ、10か月の沈黙の期間が終わったとき、ザカリヤは口が開かれ、言葉がほとばしり出ました。それは爆発する歓喜の中に神をほめたたえる讃歌でした。
神の前の長い沈黙を経て、彼は黄金のような言葉、神への讃歌を語り出したのです。
「静まって、わたしこそ神であることを知れ。」(詩編46:10)

礼拝式: 「恐れるな、ザカリヤよ、あなたの祈りが聞き入れられたのだ」 ルカ1:13
プログラム 時間 音声
前奏 0:32
賛美:天地こぞりて 0:51
交読:詩篇146篇 1:03
主の祈り 0:50
使徒信条 1:05
賛美:来る朝毎に 3:05
聖書:ルカ1:5-22,57-66 4:38
賛美:エサイの根より 2:41
24周年記念挨拶 5:07
説教:祈りの答え

5:23

賛美:祈れ物事 2:57
父御子御霊の 1:38

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