H23.11.27 主日礼拝 (第1アドベント)

*聖書のお話し(バイブル・メッセージ)
(・聖書をもっておられる方は、今日の聖書の箇所を開いて 読んでください。)
「題」        「預言されたメシア誕生」
「聖書の箇所」  イザヤ9:1~7

今日からクリスマスを待ち望むアドベント(待降節)に入ります。イザヤが預言したみどりごの誕生は、神の救いのご計画の実現でした。

1、大いなる光の到来
紀元前721年、北王国イスラエルはアッスリヤによって滅ぼされ、国は荒廃し民は捕え移されました。神の民が今や光を失って暗闇の中にうめいていました。この時、預言者イザヤは神ご自身が主権をもって民を憐れみ、救い主を送って敵のくびきから民を解放されると預言しました。国が滅んだのは民が神の戒めに背いて罪を犯したからです。だから「大いなる光が到来する」ということは、ただ敵から自由解放されるだけでなく、神に背き暗黒の中にある民の心に神の光が差し込むことです。神の民に再び恵みと命の光が照り輝くことでした。キリストは、私たちの心の闇を照らし光に導くために来られたのです。

2、みどりごの誕生
救い主キリストは、みどりご(嬰児)としてこの世に来られます。神から遣わされる救い主は、英雄や超人ではなくみどりごという無力そのものの姿で来られました。人間の救いは経済力や軍事力などによらず、ただ神によって呼び起こされるものだからです。
「これは権勢によらず、能力によらず、わたしの霊による」(ゼカリヤ4:6)
救い主イエスは、みどりごとして生まれ、ベツレヘムの家畜小屋の飼い葉桶に貧しく卑しく生まれてくださいました。この無力そのものとなられた神は、驚くべき力でエジプトからその民を救い出された生ける神です。この神が一度乗り出されたら人間の力は何ほどのこともありません。

3、救い主がもたらすもの・・神の平和
「インマヌエル」(神われと共にいます)と名付けられる男の子の誕生は、神が共におられることの平安と幸い(シャローム)を教えています。罪の赦しによる神と人間の関係回復(平和)が実現され平和の土台ができます。そこから、人との平和が作られ広げられていくのです。

礼拝式: 「ひとりのみどりごがわれわれのために生まれた。
ひとりの男の子がわれわれに与えられた」 イザヤ9:6
プログラム 時間 音声
前奏 0:31
賛美:天地こぞりて 0:47
交読:詩篇139篇 2:55
賛美:御神の愛をば 2:42
聖書:イザヤ9章1節~7節 1:40
久しく待ちにし 3:14
説教:預言されたメシヤ誕生 5:04
朝日は昇りて 3:02
父御子御霊の 1:38

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