H23.11.13 主日礼拝

*聖書のお話し(バイブル・メッセージ)
(・聖書をもっておられる方は、今日の聖書の箇所を開いて 読んでください。)
「題」        「羊飼いキリスト」 
「聖書の箇所」  
ヨハネ10:1~15                     

キリストは、「わたしは良い羊飼いである」と言われました。

1、弱く迷いやすい羊 
羊は弱く迷いやすい動物で、羊飼いにより群れで飼われます。群れから離れ迷い出てしまった羊は格好の獲物となり、あらゆる危険が待ち受けています。聖書は、人間は罪を犯し神から離れて迷い出た羊であると言います。(イザヤ53:6)イエスは、私たちがおるべきところから逸脱し、迷い出た存在であることを、ルカ15章の「失われた者の3つ姿」のたとえで教えられました。そして、神は迷い出て滅びの中にある者を放置せず、救いのため覚悟をもって行動されました。(ルカ19:10)

2、良い羊飼い (3~5)
「良い羊飼い」とはどのような羊飼いでしょうか。
・羊の事をよく知っている(3、14) 
自分の羊の事に関しては、すべてを知っています。一匹一匹の羊の特徴と性質をよく知って導き養います。
・羊の門となる(7) 
牧羊地では夜になると羊たちは囲いの中に入ります。囲いの門には扉がなく、羊飼いが体を横たえ門となるのです。夜、羊を狙う猛獣や盗人がきますが、良い羊飼いは体を張り命を懸けて自分の羊を守るのです。
・羊のために命を捨てる(11、15)
そのような羊飼いは、時には羊のために命を捨てることがあります。しかし、雇われの羊飼いは命を懸けることはせず逃げます。羊が自分のものではないからです。
イエスは、私たちを救うため十字架の上に私罪を引き受け、身代わりとなって命を投出してくださいました。このお方こそ、私たちの良い羊飼いです。

3、安らかな出入り、豊かな養い(9~10)
 自分の羊のことを熟知し、守り導き、自分の命までも与える「良い羊飼い」に身を任せその養いに委ねるのです。そうするなら「安らかな出入り」が約束されています。これは、私たちの日々の生活のことです。また、「豊かな養い」に与ることが約束されています。その幸いは、ダビデの詩編23篇に言い尽くされています。
「私は良い羊飼いである」と言われる主の前に、「主よ、あなたは 私の羊飼いです。」(詩編23:1)とお応えしましょう。

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