H23.10.09 主日礼拝

*聖書のお話し(バイブル・メッセージ)
(・聖書をもっておられる方は、今日の聖書の箇所を開いて 読んでください。)「題」        「幼子のような信仰」 
「聖書の箇所」  マルコ 10:13~16

人々が祝福を求めて幼子をイエスのみもとに連れてきた時、弟子たちは彼らを
たしなめました。すると、イエスは弟子たちに憤って言われました。
「幼子を私のもとに来るままにさせなさい、これをとどめてはならない。神の国はこのような者の国である。」  そして、幼子を招いて抱き、手をおき祝福されました。

1、イエスは、小さく弱い、取るに足りない者を大切にされる
弟子たちがたしなめたのは、イエスがあまりにも忙く、先生を煩わすことのな

いようにとの配慮からでした。しかし、彼らは子供を大人よりも低く見、軽視す
る思いもあったのです。この弟子たちの考えと行為に対してイエスは憤られまし
た。イエスは、弱く、取るに足りない小さな者(子供を含む)たちを特に大切に
され、このような小さな者をつまずかせることは、非常に厳しい神のさばきに値
するものである(9:42)とみなされたのです。

2、神の国に入るには、幼子のような信仰が必要である
イエスは「神の国はこのような者の国である」と言われました。「神の国」とは神の
支配のことで、「このような者の国」というのは、幼子の特徴をさします。
そし
て、「だれでも幼子のように神の国を受け入れる者でなければ、そこにはいることは決してできない」 と言われました。「幼子のように」は、子供らしい率直なありさま、
純真で神や人を信頼するという意味です。子供じみた幼稚な意味ではありません。自分が無きに等しい者であり、功績や誇るべきものが全く無い者のことです。ただ絶対的に神により頼む信仰です。イエスは、このように神の国の受け入れ方が幼子のようでなければ、決してそこにはいることはできないと言われました。神の国を贈り物として、ただ喜んで受け取ることです。それは信仰により
みによるのであり、これ以外の方法はありません。(エペソ2:8)

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