*聖書のお話し(バイブル・メッセージ)
「題」 「聖霊の恵みを求める」
聖書の箇所 「使徒行伝1:3~8」 (日本聖書協会:口語訳聖書より引用)
1:3 イエスは苦難を受けたのち、自分の生きていることを数々の確かな証拠によって示し、四十日にわたってたびたび彼らに現れて、神の国のことを語られた。
1:4 そして食事を共にしているとき、彼らにお命じになった、「エルサレムから離れないで、かねてわたしから聞いていた父の約束を待っているがよい。
1:5 すなわち、ヨハネは水でバプテスマを授けたが、あなたがたは間もなく聖霊によって、バプテスマを授けられるであろう」。
1:6 さて、弟子たちが一緒に集まったとき、イエスに問うて言った、「主よ、イスラエルのために国を復興なさるのは、この時なのですか」。
1:7 彼らに言われた、「時期や場合は、父がご自分の権威によって定めておられるのであって、あなたがたの知る限りではない。
今日は、今年のペンテコステを記念する礼拝です。ペンテコステとはギリシャ語で50を意味し、キリストが復活された日から数えてちょうど50日目にあたります。ユダヤでは、麦の収穫をお祝いする日でもありました。エルサレムの家の2階広間で、弟子たちや主の家族を中心に120名ばかりの人々が祈っていたとき、かつて、主が語られた<父の約束>である≪聖霊≫が、ひとりひとり、全員にくだったのです。「一同は、聖霊に満たされ」(2:4)この時、驚くべきことが起こりました。聖霊を受けた人々は立ちあがり、異国の言葉で福音を語りだしました。キリストにある愛と喜び溢れ、<信じる者たち>はいつも一緒にいて、キリストの愛の共同体(教会)が生まれたのです。
1、キリストの共同体(教会)が生まれた
50日前に小麦の初穂がささげられましたが、この日、新しいパンがささげられました。初穂の束は一本一本あり、その穂の一本に実があります。麦の殻が破られ、粉にされ、錬り合わされ、一つの塊とされます。それがパンです。バラバラだった弟子たちは、聖霊により砕かれ、自分の形を失って神の形となり、一つの塊(教会)に造られたのです。
2、聖霊によって生きた群れとなった
聖霊は「風」に例えられ、風は「息」と言う言葉です。神は人間の形に息を吹き込み、生きたものとされました。(創2章)枯れ骨に息がかけられ命を持つ大いなる集団となります。(エゼキ47章)復活の主は弟子たちに息を吹きかけ「聖霊を受けよ」と命じられました。(ヨハネ20・22)
3、主の証人となる
聖霊はわたしたちを、主の証人にします。内にこもっていた弟子たちを、外に向かって出て行く者と変えます。「エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、さらに地のはてまで」私たちを派遣されます。
4、父の約束を待つ
そのために、止まって、心を合わせひたすら祈ることが命じられています。(1:4、14)
安心して行きなさい。どうかイスラエルの神があなたの求める願いを聞きとどけられるように サムエル上1:17
プログラム | 時間 | 音声 |
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前奏 | 0:42 | |
賛美:天地(あめつち)こぞりて | 0:42 | |
交読15 詩篇40篇 | 1:39 | |
主の祈り | 0:54 | |
使徒信条 | 1:10 | |
賛美138: よろずのもの |
2:01 |
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聖書 使徒行伝1:3~8 | 1:24 | |
賛美138:御霊よ降りて | 3:12 | |
説教:精霊の恵みを求める |
10:00 10:00 10:00 10:00 10:00 12:41 |
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賛美417:精霊来たれり | 4:40 | |
感謝の祈り | 2:55 | |
頌栄63: 父御子御霊の | 1:28 |
1:8 ただ、聖霊があなたがたにくだる時、あなたがたは力を受けて、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、さらに地のはてまで、わたしの証人となるであろう」。