*聖書のお話し(バイブル・メッセージ)
「題」 「我は聖霊を信ず」
聖書の箇所 「ローマ5:1~5」 (日本聖書協会:口語訳聖書より引用)
5:1 このように、わたしたちは、信仰によって義とされたのだから、わたしたちの主イエス・キリストにより、神に対して平和を得ている。
5:2 わたしたちは、さらに彼により、いま立っているこの恵みに信仰によって導き入れられ、そして、神の栄光にあずかる希望をもって喜んでいる。
5:3 それだけではなく、患難をも喜んでいる。なぜなら、患難は忍耐を生み出し、
5:4 忍耐は錬達を生み出し、錬達は希望を生み出すことを、知っているからである。
5:5 そして、希望は失望に終ることはない。なぜなら、わたしたちに賜わっている聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからである。
私たちが使徒信条において告白する神は、全能の神、御子イエス・キリスト、そして聖霊なる神です。つまり、三位一体の神です。「我らは一つなる神を三位において、礼拝する。位格を混同せず、本質を分離せず、御父の位格、御子の位格、聖霊の位格がそれぞれある。しかし、御父と御子と聖霊の神性は一つであり、栄光は等しく、権威もともに永遠である。」(アタナシオス信条・450年) これは人間の理性で理解するのは困難です。しかし、いかに理解が難しくとも、それは、聖書がまぎれもなく教えていることなのです。
1、人格を持たれる聖霊
特に聖霊を一つの人格的な神としていることは大切です。(イザヤ書63・10、エペソ4・30、使徒15・28)) 聖霊は単なるエネルギーや力ではなく、悲しまれ喜ばれるお方です。「父はもう一人の助け主をあなたがたにお与えになります。その助け主がいつまでもあなたがたと共におられるためです。」(ヨハネ14:16) 「もうひとり」とは、イエスにかわるお方を意味し、エネルギーでなく、イエスのように人格的なお方です。
2、経験による知識
三位一体の教理が頭でわからなくても、聖霊、それが神の霊であり、キリストの霊であり、神であることを私たちは体験します。「キリスト者の経験の中には、導き、支え、命令し、支配し、啓蒙する生命としての聖霊が入ってくる。」(W.B)
3、聖霊の働き
使徒信条は、全能の神を告白し、キリストのお働きを告白し、その次に「聖霊を信ず」と告白します。「キリストが私たちの外側にとどまり、私たちがキリストから離れている限り、キリストが人類の救いのために受けた苦しみも、行った御業も、すべてのことが私たちにとって何の意味もない。」しかし、2千年前の私たちの外側で起こった歴史的な出来事、その恵みを私たちの内側へと及ぼさせるのが聖霊のお働きです。使徒信条で、これまでキリストの歴史的な出来事を事実として告白してきました。しかし、それらの出来事の意義を、霊的な恵みとして、私たちの心と信仰者の生涯へと及ぼさせるのが聖霊です。「私たちが神の子どもであることは、御霊ご自身が、私たちの霊とともに、あかししてくださいます。」(ローマ8:16)
プログラム | 時間 | 音声 |
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前奏 | 0:43 | |
賛美:天地(あめつち)こぞりて |
0:45 |
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交読:13 詩篇34 | 1:25 | |
主の祈り | 0:45 | |
使徒信条 | 1:10 | |
賛美40: ガリラヤの風かおる丘で | 2:14 | |
聖書 ローマ5:1~5 | 1:08 | |
賛美415: 恵み深き御神よ | 2:58 | |
説教:我は聖霊を信ず |
10:00 10:00 10:00 10:00 10:00 9:50
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聖餐式:49 しみも咎も | 3:04 | |
賛美343: 罪に満てる世界 | 3:23 | |
感謝の祈り | 1:20 | |
頌栄63: 父御子御霊の | 1:33 |