R7.7.13 礼拝式

題: 「主は生きておられる」
聖書の箇所 「列王記 第一 17章1~16節」(旧約P.631)
※聖書:新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会
1 ギルアデの住民であるティシュベ人エリヤはアハブに言った。「私が仕えているイスラエルの神、主は生きておられる。私のことばによるのでなければ、ここ数年の間、露も降りず、雨も降らない。」
2 それから、エリヤに次のような主のことばがあった。
3 「ここを去って東へ向かい、ヨルダン川の東にあるケリテ川のほとりに身を隠せ。
4 あなたはその川の水を飲むことになる。わたしは烏に、そこであなたを養うように命じた。」
5 そこでエリヤは行って、主のことばどおりにした。彼はヨルダン川の東にあるケリテ川のほとりに行って住んだ。
6 何羽かの烏が、朝、彼のところにパンと肉を、また夕方にパンと肉を運んで来た。彼はその川から水を飲んだ。
7 しかし、しばらくすると、その川が涸れた。その地方に雨が降らなかったからである。
8 すると、彼に次のような主のことばがあった。
9 「さあ、シドンのツァレファテに行き、そこに住め。見よ。わたしはそこの一人のやもめに命じて、あなたを養うようにしている。」
10 彼はツァレファテへ出て行った。その町の門に着くと、ちょうどそこに、薪を拾い集めている一人のやもめがいた。そこで、エリヤは彼女に声をかけて言った。「水差しにほんの少しの水を持って来て、私に飲ませてください。」
11 彼女が取りに行こうとすると、エリヤは彼女を呼んで言った。「一口のパンも持って来てください。」
12 彼女は答えた。「あなたの神、主は生きておられます。私には焼いたパンはありません。ただ、かめの中に一握りの粉と、壺の中にほんの少しの油があるだけです。ご覧のとおり、二、三本の薪を集め、帰って行って、私と息子のためにそれを調理し、それを食べて死のうとしているのです。」
13 エリヤは彼女に言った。「恐れてはいけません。行って、あなたが言ったようにしなさい。しかし、まず私のためにそれで小さなパン菓子を作り、私のところに持って来なさい。その後で、あなたとあなたの子どものために作りなさい。
14 イスラエルの神、主が、こう言われるからです。『主が地の上に雨を降らせる日まで、そのかめの粉は尽きず、その壺の油はなくならない。』」
15 彼女は行って、エリヤのことばのとおりにした。彼女と彼、および彼女の家族も、長い間それを食べた。
16 エリヤを通して言われた主のことばのとおり、かめの粉は尽きず、壺の油はなくならなかった。

1,主は生きておられる
1節「ギルアデの住民であるティシュベ人エリヤはアハブに言った。『私が仕えているイスラエルの神、主は生きておられる。私のことばによるのでなければ、ここ数年の間、露も降りず、雨も降らない。』」
偶像礼拝に陥った北イスラエルに対して、主はエリヤを通して、主のことばのないうちは雨が降らないと宣言します。ただ主だけがすべてのものを生かす、生きておられるお方であることを知らせるためです。

2,烏に養われる
2~4節「それから、エリヤに次のような主のことばがあった。『ここを去って東に向かい、ヨルダン川の東にあるケリテ川のほとりに身を隠せ。あなたはその川の水を飲むことになる。わたしは烏に、そこであなたを養うように命じた。』」
烏は知恵がありますが、悪さをするというイメージが強い鳥です。主はその烏を用いてエリヤを養われます。主はどのような存在をも、善きものに変え、善いことのために用いる力をもっておられます。

3,かめの粉は尽きず、壺の油はなくならない
14~15節「イスラエルの神、主が、こう言われるからです。『主が地の上に雨を降らせる日まで、そのかめの粉は尽きず、その壺の油はなくならない。』彼女は行って、エリヤのことばのとおりにした。彼女と彼、および彼女の家族も、長い間それを食べた。」
さらに主は、貧しいやもめによってエリヤを養われます。そのやもめは食べるものがなくなるので死のうとしていました。ところがエリヤが主のことばを語ると信じて従います。そしてエリヤも彼女の家族も生きながらえます。主は弱き者を満たす、尽きない恵みをもつお方です。

 

 

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