R6.7.14 礼拝式

題: 「心の中から出てくるもの」
聖書の箇所 「マルコの福音書7章14~23節」(新約P.80)
※聖書:新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会
14 イエスは再び群衆を呼び寄せて言われた。「みな、わたしの言うことを聞いて、悟りなさい。
15 外から入って、人を汚すことのできるものは何もありません。人の中から出て来るものが、人を汚すのです。」
17 イエスが群衆を離れて家に入られると、弟子たちは、このたとえについて尋ねた。
18 イエスは彼らに言われた。「あなたがたまで、そんなにも物分かりが悪いのですか。分からないのですか。外から人に入って来るどんなものも、人を汚すことはできません。
19 それは人の心には入らず、腹に入り排泄されます。」こうしてイエスは、すべての食物をきよいとされた。
20 イエスはまた言われた。「人から出て来るもの、それが人を汚すのです。
21 内側から、すなわち人の心の中から、悪い考えが出て来ます。淫らな行い、盗み、殺人、
22 姦淫、貪欲、悪行、欺き、好色、ねたみ、ののしり、高慢、愚かさで、
23 これらの悪は、みな内側から出て来て、人を汚すのです。」

1,人は外から汚されるのではない
18~19節「イエスは彼らに言われた。『あなたがたまで、そんなにも物分かりが悪いのですか。分からないのですか。外から人に入って来るどんなものも、人を汚すことはできません。それは人の心には入らず、腹に入り排泄されます。』」
パリサイ人やユダヤ人たちは外から入ってくるもので自分のからだが汚されないように気をつけていました。しかしイエス様は、外から入って来るどんなものも、人を汚すことはできないと言われました。

2,人の心の中に悪がある
20~21節「イエスはまた言われた。『人から出て来るもの、それが人を汚すのです。内側から、すなわち人の心の中から、悪い考えが出て来ます。』」
ユダヤ人が外から汚れが入って来ないように気をつけているのは、自分たちは汚れていないと思っているからです。しかしイエス様は、人の心の中から出て来るものが人を汚すと言われました。つまり人は誰もが、すでに汚れていて、救われなければならない存在だというのです。

3,汚れからきよめられるために
21~22節「淫らな行い、盗み、殺人、姦淫、貪欲、悪行、欺き、好色、ねたみ、ののしり、高慢、愚かさで、これらの悪は、みな内側から出て来て、人を汚すのです。」
イエス様は具体的な悪をあげて、汚れていないと思い込んでいるユダヤ人たちに罪の自覚を促します。私たちは自分が汚れているだけでなく、人を汚してしまうほどの罪人です。自分の力で自分をきよめることなどできません。イエス様だけが、罪をきよめることができるのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください