R4.5.22 礼拝式

「題」 「主が見出す人」
聖書の箇所 「サムエル記第一16章1~13節」(旧約P.506)
※聖書:新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会
1 主はサムエルに言われた。「いつまであなたはサウルのことで悲しんでいるのか。わたしは彼をイスラエルの王位から退けている。角に油を満たせ。さあ、わたしはあなたをベツレヘム人エッサイのところに遣わす。彼の息子たちの中に、わたしのために王を見出したから。」
2 サムエルは言った。「どうして私が行けるでしょうか。サウルが聞いたら、私を殺すでしょう。」主は言われた。「一頭の雌の子牛を手にし、『主にいけにえを献げるために来ました』と言い、
3 エッサイを祝宴に招け。わたしが、あなたのなすべきことを教えよう。あなたはわたしのために、わたしが言う人に油を注げ。」
4 サムエルは主がお告げになったとおりにして、ベツレヘムにやって来た。町の長老たちは身震いしながら彼を迎えて言った。「平和なことでおいでになったのですか。」
5 サムエルは言った。「平和なことです。主にいけにえを献げるために来ました。身を聖別して、一緒に祝宴に来てください。」そして、サムエルはエッサイと彼の息子たちを聖別し、彼らを祝宴に招いた。
6 彼らが来たとき、サムエルはエリアブを見て、「きっと、主の前にいるこの者が、主に油を注がれる者だ」と思った。
7 主はサムエルに言われた。「彼の容貌や背の高さを見てはならない。わたしは彼を退けている。人が見るようには見ないからだ。人はうわべを見るが、主は心を見る。」
8 エッサイはアビナダブを呼んで、サムエルの前に進ませた。サムエルは「この者も主は選んでおられない」と言った。
9 エッサイはシャンマを進ませたが、サムエルは「この者も主は選んでおられない」と言った。
10 エッサイは七人の息子をサムエルの前に進ませたが、サムエルはエッサイに言った。「主はこの者たちを選んでおられない。」
11 サムエルはエッサイに言った。「子どもたちはこれで全部ですか。」エッサイは言った。「まだ末の子が残っています。今、羊の番をしています。」サムエルはエッサイに言った。「人を遣わして、連れて来なさい。その子が来るまで、私たちはここを離れないから。」
12 エッサイは人を遣わして、彼を連れて来させた。彼は血色が良く、目が美しく、姿も立派だった。主は言われた。「さあ、彼に油を注げ。この者がその人だ。」
13 サムエルは油の角を取り、兄弟たちの真ん中で彼に油を注いだ。主の霊がその日以来、ダビデの上に激しく下った。サムエルは立ち上がってラマへ帰って行った。

1、主は心を見る
7節「主はサムエルに言われた。『彼の容貌や背の高さを見てはならない。わたしは彼を退けている。人が見るようには見ないからだ。人はうわべを見るが、主は心を見る。』」
「人はうわべを見るが、主は心を見る」とは、人は目に見えるもので判断するが、主は人には見えない心を見ることができるという意味ですクリスチャンはすべて主に心を見られ、主の働きのため選ばれた者です。

2、主が見出す人
11 節「サムエルはエッサイに言った。『子どもたちはこれで全部ですか。』エッサイは言った。『まだ末の子が残っています。今、羊の番をしています。』サムエルはエッサイに言った。『人を遣わして、連れて来なさい。その子が来るまで、私たちはここを離れないから。』」
主が見出された人は、息子でありながら預言者の祝宴に招かれずに、羊の番をしている末の男の子でした。家族でさえ見出すことのない人を、主はご自身の必要のために見出されて選ばれます。主はご自身の栄光を現されるために、この世の弱い者を選ばれることがあります。

3、主の霊が下る
13 節「サムエルは油の角を取り、兄弟たちの真ん中で彼に油を注いだ。主の霊がその日以来、ダビデの上に激しく下った。サムエルは立ち上がってラマへ帰って行った。」
主は見出し選ばれた人にご自身の霊を注がれます。主の霊が注がれるのは、その人の能力によるのではありません。主は選ばれた人を愛し、その使命を全うすることができるよう、力に満たしてくださいます。私たちも主に選ばれた者として、主の霊を受けて使命を全うしましょう。

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