H31.2.10主日礼拝

「題」 「御言葉に生かされる」
聖書の箇所 「詩篇119篇105~112節 」
(日本聖書協会:口語訳聖書より引用)
119:105 あなたのみ言葉はわが足のともしび、
わが道の光です。
119:106 わたしはあなたの正しいおきてを守ることを誓い、
かつこれを実行しました。
119:107 わたしはいたく苦しみました。
主よ、み言葉に従って、わたしを生かしてください。
119:108 主よ、わがさんびの供え物をうけて、
あなたのおきてを教えてください。
119:109 わたしのいのちは常に危険にさらされています。
しかし、わたしはあなたのおきてを忘れません。
119:110 悪しき者はわたしのためにわなを設けました。
しかし、わたしはあなたのさとしから迷い出ません。
119:111 あなたのあかしはとこしえにわが嗣業です。
まことに、そのあかしはわが心の喜びです。
119:112 わたしはあなたの定めを終りまで、
とこしえに守ろうと心を傾けます。

1、み言葉が指し示すもの
 105 節「あなたのみ言葉はわが足のともしび、わが道の光です」。
「み言葉はわが足のともしび、わが道の光」とありますが、み言葉は
わたしたちがどのように歩むべきか、そのハウツーを教えるのではあり
ません。み言葉が指し示す真理は、「本物は何か」つまり神様ご自身をわ
たしたちに伝え、神様に至る道、歩みを指し示します。
み言葉に従って歩むとは、神様を求める歩みなのです。

2、み言葉に生かされる
105 節の「み言葉」は、語られた言葉という意味であると同時に、「事
件」「事実」という意味もあります。神様のみ言葉は、出来事、事実とし
て現され、わたしたちの足のともしび、道の光となります。
107 節「主よ、み言葉に従って、わたしを生かしてください」。
わたしたちがみ言葉を聞いて、実現するのではありません。神様が語
られたことを必ず実現してくださると信じて、踏み出していくのです。
そのようなみ言葉に生かされる歩みをするべきなのです。

3、苦しみの中に働くみ言葉
 107 節「わたしはいたく苦しみました。主よ、み言葉に従って、わた
しを生かしてください」。
「苦しみ」と訳されているヘブル語は、「答える」という意味もあり、
そのように訳されているところも多くあります。
わたしたちは苦しむとき、答えを必要とします。苦しみの中で答えが
与えられたとき、生かされ、神様を知ることができます。そうして神様
に従い、み言葉を喜び守る者とされていくのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください