H29.10.1主日礼拝

*聖書のお話し(バイブル・メッセージ)
「題」 「ギデオンの召命」
聖書の箇所 「士師記6章7~16節」 (日本聖書協会:口語訳聖書より引用)
6:7 イスラエルの人々がミデアンびとのゆえに、主に呼ばわったとき、
6:8 主はひとりの預言者をイスラエルの人々につかわして彼らに言われた、「イスラエルの神、主はこう言われる、『わたしはかつてあなたがたをエジプトから導き上り、あなたがたを奴隷の家から携え出し、
6:9 エジプトびとの手およびすべてあなたがたをしえたげる者の手から救い出し、あなたがたの前から彼らを追い払って、その国をあなたがたに与えた。
6:10 そしてあなたがたに言った、「わたしはあなたがたの神、主である。あなたがたが住んでいる国のアモリびとの神々を恐れてはならない」と。しかし、あなたがたはわたしの言葉に従わなかった』」。

6:11 さて主の使がきて、アビエゼルびとヨアシに属するオフラにあるテレビンの木の下に座した。時にヨアシの子ギデオンはミデアンびとの目を避けるために酒ぶねの中で麦を打っていたが、
6:12 主の使は彼に現れて言った、「大勇士よ、主はあなたと共におられます」。
6:13 ギデオンは言った、「ああ、君よ、主がわたしたちと共におられるならば、どうしてこれらの事がわたしたちに臨んだのでしょう。わたしたちの先祖が『主はわれわれをエジプトから導き上られたではないか』といって、わたしたちに告げたそのすべての不思議なみわざはどこにありますか。今、主はわたしたちを捨てて、ミデアンびとの手にわたされました」。
6:14 主はふり向いて彼に言われた、「あなたはこのあなたの力をもって行って、ミデアンびとの手からイスラエルを救い出しなさい。わたしがあなたをつかわすのではありませんか」。
6:15 ギデオンは主に言った、「ああ主よ、わたしはどうしてイスラエルを救うことができましょうか。わたしの氏族はマナセのうちで最も弱いものです。わたしはまたわたしの父の家族のうちで最も小さいものです」。
6:16 主は言われた、「しかし、わたしがあなたと共におるから、ひとりを撃つようにミデアンびとを撃つことができるでしょう」。

1、神様のご計画の確かさ
 12節「大勇士よ、主はあなたと共におられます」。
ギデオンは酒ぶねの中に隠れるような弱さをもつ人でした。人間的にはとても「勇士」と呼べる人とは思えませんが、主は彼を「大勇士」と呼ばれます。神様のご計画は、人の思いのおよばないことがあります。しかし、神様の語られたことは必ず実現するのです。

 2、神様の召命
 14節「あなたはこのあなたの力をもって行って、ミデアンびとの手からイスラエルを救いなさい。わたしがあなたをつかわすのではありませんか」。
神様はギデオンに「わたしがあなたをつかわすのではありませんか」と言われます。ギデオンの手によってイスラエルを救おうとされるのは、ギデオンの考えではなく、神様のご計画です。ですから神様が実現に至らせてくださいます。

3、神様が共におられる
16節「しかし、わたしがあなたと共におるから、ひとりを撃つようにミデアンびとを撃つことができるでしょう」。
神様に用いられる人は、能力のある人ではなく、神様と共にある人です。ギデオンは弱さのゆえに神様が共におられることを望み、神様の恵みを得ることを強く求めました。
このように神様が共におられないなら決して進むことはできないというほどに神様を頼りとする人が大勇士とされるのです。

 

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