H29.4.2主日礼拝

*聖書のお話し(バイブル・メッセージ)
「題」 「 世に勝つ者」
聖書の箇所 「ヨハネ16:29~33」 (日本聖書協会:口語訳聖書より引用)
16:29 弟子たちは言った、「今はあからさまにお話しになって、少しも比喩ではお話しになりません。
16:30 あなたはすべてのことをご存じであり、だれもあなたにお尋ねする必要のないことが、今わかりました。このことによって、わたしたちはあなたが神からこられたかたであると信じます」。
16:31 イエスは答えられた、「あなたがたは今信じているのか。
16:32 見よ、あなたがたは散らされて、それぞれ自分の家に帰り、わたしをひとりだけ残す時が来るであろう。いや、すでにきている。しかし、わたしはひとりでいるのではない。父がわたしと一緒におられるのである。
16:33 これらのことをあなたがたに話したのは、わたしにあって平安を得るためである。あなたがたは、この世ではなやみがある。しかし、勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝っている」。

イエス様が十字架にかかられる前、弟子たちはこれから何が起こるのかを理解できませんでした。その弟子たちにイエス様は
「あなたがたは、この世にあってはなやみがある。しかし、勇気を出しなさい、わたしはすでに世に勝っている」(33節)
と語られました。

1.世に勝っているお方
イエス様は死にさえ勝利された復活の主です。わたしたちがイエス様を信じてつながっているならば、イエス様の勝利は枝であるわたしたちによって結ばれるのです。
「もしキリストがよみがえらなかったとすれば、あなたがたの信仰は空虚なものとなり、あなたがたは、いまなお罪の中にいることになろう」(第一コリント15・29)。

2.わたしたちには悩みがある
わたしたちは悩みや苦しみ、弱さがあるからこそ、主を求め、主の勝利を得ることができます。サタンは信仰者を主から引き離そうと、絶えず攻撃してきます。ですから、悩みや苦しみがないということは、実はすでにサタンが勝利を確信しているので、攻撃をしなくても大丈夫と放置しているのです。それは主にある平安ではありません。

3.神様にささげられた者
この後イエス様は弟子たちのため、わたしたちのために祈ってくださいます。
「また彼らが真理によって聖別されるように、彼らのためわたし自身を聖別いたします」(ヨハネ17:19)
新共同訳聖書では
「彼らのために、わたしは自分自身をささげます。彼らも、真理によってささげられた者となるためです」
と訳されています。十字架にイエス様がささげられたことにより、わたしたちも神様にささげられた、聖なる者とされます。十字架の愛により、わたしたちは世に勝ち得て余りある者となるのです。

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