R7.9.14 礼拝式

題: 「最初のしるし」
聖書の箇所 「ヨハネの福音書 12章1~11節」(新約P.178)
※聖書:新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会
1 それから三日目に、ガリラヤのカナで婚礼があり、そこにイエスの母がいた。
2 イエスも弟子たちも、その婚礼に招かれていた。
3 ぶどう酒がなくなると、母はイエスに向かって「ぶどう酒がありません」と言った。
4 すると、イエスは母に言われた。「女の方、あなたはわたしと何の関係がありますか。わたしの時はまだ来ていません。」
5 母は給仕の者たちに言った。「あの方が言われることは、何でもしてください。」
6 そこには、ユダヤ人のきよめのしきたりによって、石の水がめが六つ置いてあった。それぞれ、二あるいは三メトレテス入りのものであった。
7 イエスは給仕の者たちに言われた。「水がめを水でいっぱいにしなさい。」彼らは水がめを縁までいっぱいにした。
8 イエスは彼らに言われた。「さあ、それを汲んで、宴会の世話役のところに持って行きなさい。」彼らは持って行った。
9 宴会の世話役は、すでにぶどう酒になっていたその水を味見した。汲んだ給仕の者たちはそれがどこから来たのかを知っていたが、世話役は知らなかった。それで、花婿を呼んで、
10 こう言った。「みな、初めに良いぶどう酒を出して、酔いが回ったころに悪いのを出すものだが、あなたは良いぶどう酒を今まで取っておきました。」
11 イエスはこれを最初のしるしとしてガリラヤのカナで行い、ご自分の栄光を現された。それで、弟子たちはイエスを信じた。
12 その後イエスは、母と弟たち、そして弟子たちとともにカペナウムに下って行き、長い日数ではなかったが、そこに滞在された。

1,イエス様との関係
3~4節「ぶどう酒がなくなると、母はイエスに向かって『ぶどう酒がありません』と言った。すると、イエスは母に言われた。『女の方、あなたはわたしと何の関係がありますか。わたしの時はまだ来ていません。』」
問題が生じたことで神様に祈るとき、「あなたはわたしと何の関係がありますか」と問われたら、どう答えますか。イエス様の母マリアも例外ではありませんでした。マリアは母と息子という関係性によってではなく、救い主の権威を信じる信仰によってイエス様に求めました。

2,イエス様を知ることができる人
9節「宴会の世話役は、すでにぶどう酒になっていたその水を味見した。汲んだ給仕の者たちはそれがどこから来たのかを知っていたが、世話役は知らなかった。」
「あの方が言われることは、何でもしてください」(5節)と語ったマリアの信仰告白によって、給仕の者たちに信仰が継承されます。一人の人の信仰から、イエス様の働きが始められます。そして信じて身を献げる者が、イエス様の力を知る者とされます。

3,最初のしるし
11節「イエスはこれを最初のしるしとしてガリラヤのカナで行い、ご自分の栄光を現された。それで、弟子たちはイエスを信じた。」
イエス様の奇跡は、ご自分の栄光、十字架の愛を現されるしるしです。それは限定的になされます。小さな者を決して見捨てられないお方は、信じて委ねる者の訴えに応えてくださり、惜しむことなく最高のものを与えてくださいます。

 

 

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