R7.4.6 礼拝・聖餐式

題: 「十字架上での赦し」
聖書の箇所 「ルカの福音書23章32~38節」(新約P.170)
※聖書:新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会
32 ほかにも二人の犯罪人が、イエスとともに死刑にされるために引かれて行った。
33 「どくろ」と呼ばれている場所に来ると、そこで彼らはイエスを十字架につけた。また犯罪人たちを、一人は右に、もう一人は左に十字架につけた。
34 そのとき、イエスはこう言われた。「父よ、彼らをお赦しください。彼らは、自分が何をしているのかが分かっていないのです。」彼らはイエスの衣を分けるために、くじを引いた。
35 民衆は立って眺めていた。議員たちもあざ笑って言った。「あれは他人を救った。もし神のキリストで、選ばれた者なら、自分を救ったらよい。」
36 兵士たちも近くに来て、酸いぶどう酒を差し出し、
37 「おまえがユダヤ人の王なら、自分を救ってみろ」と言ってイエスを嘲った。
38 「これはユダヤ人の王」と書いた札も、イエスの頭の上に掲げてあった。

1,赦しの機会
32~33節「ほかにも二人の犯罪人が、イエスとともに死刑にされるために引かれて行った。『どくろ』と呼ばれている場所に来ると、そこで彼らはイエスを十字架につけた。また犯罪人たちを、一人は右に、もう一人は左に十字架につけた。」
イエス様の両隣に十字架につけられた犯罪人たちは、自らの罪のためにイエス様との出会いが与えられました。求めていない者にも、神様の恵みによって赦しの機会が与えられるのです。

2,十字架上での赦し
34節「そのとき、イエスはこう言われた。『父よ、彼らをお赦しください。彼らは、自分が何をしているのかが分かっていないのです。』彼らはイエスの衣を分けるために、くじを引いた。」
イエス様は十字架の苦しみの中で、私たちの赦しのためにとりなしをしてくださいます。しかも、衣を分けるという目先のことにしか興味のないような者をあわれみ、愛してくださいます。

3,赦しのことばは届くのか
35~37節「民衆は立って眺めていた。議員たちもあざ笑って言った。『あれは他人を救った。もし神のキリストで、選ばれた者なら、自分を救ったらよい。』兵士たちも近くに来て、酸いぶどう酒を差し出し、『おまえがユダヤ人の王なら、自分を救ってみろ』と言ってイエスを嘲った。」
イエス様の赦しのことばは、誰にも届いていないように見えます。十字架上のイエス様に、赦し救う力があるように思えないからでしょうか。しかしイエス様のことばは世界中に届き、多くの人を救っています。十字架のことばは、救われる者にとっては確かに神の力なのです。

聖書:ルカの福音書23章32~38節
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