題: 「私の道の光」
聖書の箇所 「詩篇119篇105~112節」(旧約P.1065)
※聖書:新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会
105あなたのみことばは 私の足のともしび 私の道の光です。
106私は誓い また それを果たします。あなたの義の定めを守ることを。
107私はひどく苦しんでいます。 主よ みことばのとおりに私を生かしてください。
108どうか 私の口から出る進んで献げるものを 受け入れてください。主よ。 あなたのさばきを私に教えてください。
109私は いつもいのちがけです。 それでも あなたのみおしえを忘れません。
110悪者どもは私に対して罠を設けました。 それでも私は あなたの戒めから迷い出ません。
111私はあなたのさとしを永遠に受け継ぎました。 これこそ 私の心の喜びです。
112私は あなたのおきてを行うことに心を傾けます。 いつまでも 終わりまでも。
1,神様のみことばは道の光
105節「あなたのみことばは 私の足のともしび 私の道の光です。」
神様のみことばは語られたとおりに必ず実現します。足のともしびは、日常の出来事を照らしてみことばの確かさを伝えます。道の光は、ゴールである御国の約束の確かさを示します。御国の約束とは死んだ後にた
どり着くという意味ではなく、地上に御国が実現するという意味です。
2,みことばの力を体験する
107~108節「私はひどく苦しんでいます。主よ みことばのとおりに私を生かしてください。どうか 私の口から出る進んで献げるものを 受け入れてください。主よ。」
神様を信じていても苦しみを受けることがあります。かえって信仰によって苦しみを受けることがあります。それでも、信仰をもつものは、神様に訴える道が開かれています。神様がどんな祈りも聞いてくださると信じる信仰によって、私たちは力づけられ、慰められます。
3,いのちよりも大切なもの
109~111節「私は いつもいのちがけです。それでも あなたのみおしえを忘れません。悪者どもは私に対して罠を設けました。それでも私はあなたの戒めから迷い出ません。私はあなたのさとしを永遠に受け継ぎました。これこそ 私の心の喜びです。」
詩篇119篇はバビロン捕囚期の作と考えられています。ユダヤ人たちはいのちがけで信仰を守っていました。彼らは必ずバビロンから解放され、御国が実現することを信じていたからです。私たちも神様が約束された御国の実現、神様の愛の支配の実現が自分たちの心に、教会の交わりに、すべての人に実現することを信じましょう。