題: 「御国の王の招き」
聖書の箇所 「マタイの福音書22章1~14節」(新約P.45)
※聖書:新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会
1 イエスは彼らに対し、再びたとえをもって話された。
2 「天の御国は、自分の息子のために、結婚の披露宴を催した王にたとえることができます。
3 王は披露宴に招待した客を呼びにしもべたちを遣わしたが、彼らは来ようとしなかった。
4 それで再び、次のように言って別のしもべたちを遣わした。『招待した客にこう言いなさい。「私は食事を用意しました。私の雄牛や肥えた家畜を屠り、何もかも整いました。どうぞ披露宴においでください」と。』
5 ところが彼らは気にもかけず、ある者は自分の畑に、別の者は自分の商売に出て行き、
6 残りの者たちは、王のしもべたちを捕まえて侮辱し、殺してしまった。
7 王は怒って軍隊を送り、その人殺しどもを滅ぼして、彼らの町を焼き払った。
8 それから王はしもべたちに言った。『披露宴の用意はできているが、招待した人たちはふさわしくなかった。
9 だから大通りに行って、出会った人をみな披露宴に招きなさい。』
10 しもべたちは通りに出て行って、良い人でも悪い人でも出会った人をみな集めたので、披露宴は客でいっぱいになった。
11 王が客たちを見ようとして入って来ると、そこに婚礼の礼服を着ていない人が一人いた。
12 王はその人に言った。『友よ。どうして婚礼の礼服を着ないで、ここに入って来たのか。』しかし、彼は黙っていた。
13 そこで、王は召使いたちに言った。『この男の手足を縛って、外の暗闇に放り出せ。この男はそこで泣いて歯ぎしりすることになる。』
14 招かれる人は多いが、選ばれる人は少ないのです。」
1,御国の王の招き
3~4節「王は披露宴に招待した客を呼びにしもべたちを遣わしたが、彼らは来ようとしなかった。それで再び、次のように言って別のしもべたちを遣わした。『招待した客にこう言いなさい。「私は食事を用意しました。私の雄牛や肥えた家畜を屠り、何もかも整いました。どうぞ披露宴においでください」と。』」
披露宴の招待は、神様からの御国、救いへの招きです。救いのための必要は神様がすべて用意されました。「何もかも整いました」とは、イエス様がいよいよ十字架にかかられることが暗示されています。
2,招きに応じない招待客
5~6節「ところが彼らは気にもかけず、ある者は自分の畑に、別の者は自分の商売に出て行き、残りの者たちは、王のしもべたちを捕まえて侮辱し、殺してしまった。」
イスラエルの人々は何度も神様に逆らいました。そして神様が遣わされた預言者たちを侮辱しました。今も、神様のこと、救いのことを気にもかけず、自分の功績を第一としている人が多くいます。
3,御国の王に選ばれる人
11~12 節「王が客たちを見ようとして入って来ると、そこに婚礼の礼服を着ていない人が一人いた。王はその人に言った。『友よ。どうして婚礼の礼服を着ないで、ここに入って来たのか。』しかし、彼は黙っていた。」
イエス様を信じて救われるということは、自分の人生が変えられるということです。神様の招きを受けながら、イエス様によって変えられることを拒む人が多くいます。皆さんは、自分を脱ぎ捨てて、キリストを、十字架の愛を身に着けていますか。