「題」 「キリストの香り」
聖書の箇所 「マタイの福音書7章7~12節」(新約P.11)
※聖書:新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会
7 求めなさい。そうすれば与えられます。探しなさい。そうすれば見出します。たたきなさい。そうすれば開かれます。
8 だれでも、求める者は受け、探す者は見出し、たたく者には開かれます。
9 あなたがたのうちのだれが、自分の子がパンを求めているのにのに石を与えるでしょうか。
10 魚を求めているのに、蛇を与えるでしょうか。
11 このように、あなたがたは悪い者であっても、自分の子どもたちには良いものを与えることを知っているのです。それならなおのこと、天におられるあなたがたの父は、ご自分に求める者たちに、良いものを与えてくださらないことがあるでしょうか。
12 ですから、人からしてもらいたいことは何でも、あなたがたも同じように人にしなさい。これが律法と預言者です。
1、祈りの目的
7~8節「求めなさい。そうすれば与えられます。探しなさい。そうすれば見出します。たたきなさい。そうすれば開かれます。だれでも、求める者は受け、探す者は見出し、たたく者には開かれます。」
イエス様は、求める者に神様は必ず現れてくださり、たたく者に必ず天の窓を開いてくださると語り、祈るなら神様と出会うことができると教えられました。神様がわからないから祈ることができないという方がありますが、わからないからこそ、神様を求めて祈るべきです。
2、祈りによる確信
11 節「このように、あなたがたは悪い者であっても、自分の子どもたちには良いものを与えることを知っているのです。それならなおのこと、天におられるあなたがたの父は、ご自分に求める者たちに、良いものを与えてくださらないことがあるでしょうか。」
いくら神様がわたしたちに近づいてくださっても、わたしたちが求めなければ、神様を知ることはできません。求めるなら、神様がわたしたちの父であり、御子さえも惜しむことなく与えてくださる、愛のお方であることを確信することができます。
3、祈りによって変えられる
12 節「ですから、人からしてもらいたいことは何でも、あなたがたも同じように人にしなさい。これが律法と預言者です。」
「律法と預言者」とは旧約聖書のことを指しています。イエス様は聖書で最も大切な教えは、神様を愛し、隣人を愛することですと語られました。祈りによって神様の愛を知った者は、神様の愛に生きる者に変えられ、自分のことだけでなく、隣人のために祈る者となります。