R3.5.2 主日礼拝

「題」 「キリストの弟子の召命
聖書の箇所 「ルカの福音書5章1~11節」(新約P.117)
※聖書:新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会
1 さて、群衆が神のことばを聞こうとしてイエスに押し迫って来たとき、イエスはゲネサレ湖の岸辺に立って、
2 岸辺に小舟が二艘あるのをご覧になった。漁師たちは舟から降りて網を洗っていた。
3 イエスはそのうちの一つ、シモンの舟に乗り、陸から少し漕ぎ出すようにお頼みになった。そして腰を下ろし、舟から群衆を教え始められた。
4 話が終わるとシモンに言われた。「深みに漕ぎ出し、網を下ろして魚を捕りなさい。」
5 すると、シモンが答えた。「先生。私たちは夜通し働きましたが、何一つ捕れませんでした。でも、おことばですので、網を下ろしてみましょう。」
6 そして、そのとおりにすると、おびただしい数の魚が入り、網が破れそうになった。
7 そこで別の舟にいた仲間の者たちに、助けに来てくれるよう合図した。彼らがやって来て、魚を二艘の舟いっぱいに引き上げたところ、両方とも沈みそうになった。
8 これを見たシモン・ペテロは、イエスの足もとにひれ伏して言った。「主よ、私から離れてください。私は罪深い人間ですから。」
9 彼も、一緒にいた者たちもみな、自分たちが捕った魚のことことで驚いたのであった。
10 シモンの仲間の、ゼベダイの子ヤコブやヨハネも同じであった。イエスはシモンに言われた。「恐れることはない。今から後、あなたは人間を捕るようになるのです。」
11 彼らは舟を陸に着けると、すべてを捨ててイエスに従った。

1、おことばですので
5節「すると、シモンが答えた。『先生。私たちは夜通し働きましたが、何一つとれませんでした。でも、おことばですので、網を下ろしてみましょう。』」
シモンは少し前に、姑をイエス様にいやしていただきました。不思議な力を目の当たりにしています。夜通し働いても魚が捕れず、すでに網を洗った後でしたが、イエス様のことばに心を捕らえられたシモンは、「網を下ろしてみましょう」とチャレンジします。

2、罪を認める
8節「これを見たシモン・ペテロは、イエスの足もとにひれ伏して言った。『主よ、私から離れてください。私は罪深い人間ですから。』」
イエス様のことば通りに行った結果、全く考えてもいなかった結果を見ることとなり、シモンはイエス様が神と等しいお方であることを認めます。そして「おことばですから」などと答えたことが恐ろしくなり、イエス様の足もとにひれ伏して「罪深い人間」と認めて告白します。

3、イエス様による召命
10~11 節「イエスはシモンに言われた。『恐れることはない。今から後、あなたは人間を捕るようになるのです。』彼らは舟を陸に着けると、すべてを捨ててイエスに従った。」
「罪深い人間」と告白したシモンを、イエス様は「人間を捕るようになる」と約束され、弟子とします。人を生かす尊い働きへと、シモンを召されます。それは愛のことばです。シモンはイエス様の愛に満たされ、すべてを捨ててイエス様に従う者となります。イエス様はわたしたちを愛し、尊い働きのため召してくださいます。

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