R1.5.26主日礼拝

「題」 「キリストはわたしたちの平和」
聖書の箇所 「エペソ人への手紙2章11~22節 」
(日本聖書協会:口語訳聖書より引用)
2:11 だから、記憶しておきなさい。あなたがたは以前には、肉によれば異邦人であって、手で行った肉の割礼ある者と称せられる人々からは、無割礼の者と呼ばれており、
2:12 またその当時は、キリストを知らず、イスラエルの国籍がなく、約束されたいろいろの契約に縁がなく、この世の中で希望もなく神もない者であった。
2:13 ところが、あなたがたは、このように以前は遠く離れていたが、今ではキリスト・イエスにあって、キリストの血によって近いものとなったのである。
2:14 キリストはわたしたちの平和であって、二つのものを一つにし、敵意という隔ての中垣を取り除き、ご自分の肉によって、
2:15 数々の規定から成っている戒めの律法を廃棄したのである。それは、彼にあって、二つのものをひとりの新しい人に造りかえて平和をきたらせ、
2:16 十字架によって、二つのものを一つのからだとして神と和解させ、敵意を十字架にかけて滅ぼしてしまったのである。
2:17 それから彼は、こられた上で、遠く離れているあなたがたに平和を宣べ伝え、また近くにいる者たちにも平和を宣べ伝えられたのである。
2:18 というのは、彼によって、わたしたち両方の者が一つの御霊の中にあって、父のみもとに近づくことができるからである。
2:19 そこであなたがたは、もはや異国人でも宿り人でもなく、聖徒たちと同じ国籍の者であり、神の家族なのである。
2:20 またあなたがたは、使徒たちや預言者たちという土台の上に建てられたものであって、キリスト・イエスご自身が隅のかしら石である。
2:21 このキリストにあって、建物全体が組み合わされ、主にある聖なる宮に成長し、
2:22 そしてあなたがたも、主にあって共に建てられて、霊なる神のすまいとなるのである。

1、隔ての中垣が取り除かれる
14 節「キリストはわたしたちの平和であって、二つのものを一つにし、敵意という隔ての中垣を取り除き」
エルサレムの神殿には中垣があり、ユダヤ人と異邦人を隔てていました。異邦人は神様に近づくことがゆるされていませんでした。この隔てがキリストによって取り除かれ、誰もが自由に神様の御前に近づき、罪のゆるしを得ることができるようになりました。
2、ひとりの新しい人
15 節「それは、彼にあって、二つのものをひとりの新しい人に造りかえて平和をきたらせ、十字架によって、二つのものを一つのからだとして神と和解させ、敵意を十字架にかけて滅ぼしてしまったのである」。
主なる神様を信じているユダヤ人と、神々を信じている異邦人はお互い敵対していました。しかしユダヤ人も不信仰のゆえに異邦人と共に神様に敵対している者となってしまいました。キリストはそのすべての敵意を十字架で滅ぼされ、神様と人、人と人との和解を実現されました。
3、神の家族
19 節「そこであなたがたは、もはや異国人でも宿り人でもなく、聖徒たちと同じ国籍の者であり、神の家族なのである」。
キリストがわたしたちを新しい人に造りかえたとは、それまでとは完全に質の違う存在、悪魔の奴隷から神の子とされたということです。キリストは十字架によって平和をもたらし、どんな人も御霊にあって一つとし、教会を神の家族、霊なる神のすまいに建て上げられます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください