「題」 「福音を信ぜよ」
聖書の箇所 「マルコによる福音書1章14~15節」
(日本聖書協会:口語訳聖書より引用)
1:14 ヨハネが捕えられた後、イエスはガリラヤに行き、神の福音を宣べ伝えて言われた、
1:15 「時は満ちた、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信ぜよ」。
1、神の国は近づいた
15節「時は満ちた、神の国は近づいた」
「神の国」は、神様が愛と恵みで支配される所のことです。この支配はイエス様が人となられて、わたしたちの地上に来られたことによって始められました。ですからイエス様御自身が神の国であるとも言えます。
神の国はわたしたち人間の努力によって始まったのではなく、神様の愛と恵みによって始められ、完成されるものです。
2、神の国に生きる
15節「悔い改めて」
わたしたちは神の国を、自分の手の業で勝ち取ろうとしてしまいます。それを180度方向転換して、すべてを手放して神様の愛と恵みにゆだねるべきです。悔い改めとは、この世の法則、人の力を誇る生き方と、神の国に生きることは全く異なることを知って、神様の愛と恵みの支配の中に生きることを決断することです。
3、福音を信ぜよ
15節「福音を信ぜよ」
福音とは、イエス様御自身のことであり、イエス様のご生涯、十字架と復活によってイエス様を知り、信じる生き方を与えられることです。
イエス様御自身が、十字架の死に至るまで、この地上で神の国を生きる生き方を現してくださいました。イエス様がわたしたちにもその人生を与えてくださること、神の国を生きる力を与えてくださること、その福音を信ぜよと、イエス様は招いてくださいます。