H30.4.29主日礼拝

「題」 「イエス様による召命
聖書の箇所 「ルカによる福音書5章1~11節
(日本聖書協会:口語訳聖書より引用
5:1 さて、群衆が神の言を聞こうとして押し寄せてきたとき、イエスはゲネサレ湖畔に立っておられたが、
5:2 そこに二そうの小舟が寄せてあるのをごらんになった。漁師たちは、舟からおりて網を洗っていた。
5:3 その一そうはシモンの舟であったが、イエスはそれに乗り込み、シモンに頼んで岸から少しこぎ出させ、そしてすわって、舟の中から群衆にお教えになった。
5:4 話がすむと、シモンに「沖へこぎ出し、網をおろして漁をしてみなさい」と言われた。
5:5 シモンは答えて言った、「先生、わたしたちは夜通し働きましたが、何も取れませんでした。しかし、お言葉ですから、網をおろしてみましょう」。
5:6 そしてそのとおりにしたところ、おびただしい魚の群れがはいって、網が破れそうになった。
5:7 そこで、もう一そうの舟にいた仲間に、加勢に来るよう合図をしたので、彼らがきて魚を両方の舟いっぱいに入れた。そのために、舟が沈みそうになった。
5:8 これを見てシモン・ペテロは、イエスのひざもとにひれ伏して言った、「主よ、わたしから離れてください。わたしは罪深い者です」。
5:9 彼も一緒にいた者たちもみな、取れた魚がおびただしいのに驚いたからである。
5:10 シモンの仲間であったゼベダイの子ヤコブとヨハネも、同様であった。すると、イエスがシモンに言われた、「恐れることはない。今からあなたは人間をとる漁師になるのだ」。
5:11 そこで彼らは舟を陸に引き上げ、いっさいを捨ててイエスに従った。

1、御言葉の力
 4節「話しがすむと、シモンに『沖へこぎ出し、網をおろして漁をしてみなさい』と言われた」。
ペテロはイエス様の言葉を不思議に思い、「夜通し働きましたが、何も取れませんでした」と答えます。それでも、イエス様の言葉はペテロを動かします。「しかし、お言葉ですから」とペテロは網をおろします。
御言葉は、聞いた人のうちに働いて心を動かす力があるのです。

2、イエス様にひれ伏す
 8節「これを見て、シモン・ペテロはひれ伏して言った、『主よ、わたしから離れてください。わたしは罪深い者です』」。
網をおろした結果、予想もしなかった出来事を目の当たりにしたペテロは、自分がイエス様の「網をおろして漁をしてみなさい」と言われたときに抱いた心を悔い改めました。
御言葉はその人の心を照らし、主にひれ伏して従う者とします。

3、イエス様による召命
 10節「イエスがシモンに言われた、『恐れることはない。今からあなたは人間をとる漁師になるのだ」。
「恐れることはない」それはペテロにとって赦しの宣言でした。しかも新しい使命への召しが与えられました。イエス様が語られた言葉の力を体験したペテロは「人間をとる漁師になるのだ」とのイエス様の言葉を信じて従いました。主はご自分が召した者を、どこまでも責任をもって導かれ、語られたことを全うしてくださいます。

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