H28.1.16オープン・チャーチ

*聖書のお話し(バイブル・メッセージ)
「題」 「これを正月とせよ」
聖書の箇所 「出エジプト12:1~2、2コリント5:17」 (日本聖書協会:口語訳聖書より引用)

出エジプト
12:1 主はエジプトの国で、モーセとアロンに告げて言われた、
12:2 「この月をあなたがたの初めの月とし、これを年の正月としなさい。

コリント人への第二の手紙
5:17 だれでもキリストにあるならば、その人は新しく造られた者である。古いものは過ぎ去った、見よ、すべてが新しくなったのである。

「お正月のカウントダウン」というイベントがあります。12月31日を1秒超した途端に、「明けましておめでとうございます」と言って新しい年を迎えるのです。この、すべてが新しくなったとする生活の仕組みは大変面白いことです。一年が終わり新しい年が始まるという<時の区切り>を設け、生活にも人生にも意識的な区切りをつけて心の整理をし、切り替えをしたりするのは大切で意義深い事です。

1、聖書のお正月
神さまは、イスラエルの民にとって歴史上転機的な救いの出来事である「出エジプト」を導かれ、このことを記念して「これを正月としなさい」と言われたのです。私たちも、あの時が私の人生にとって新しい出発だったという意味の正月が必要ではないでしょうか。

2、神の民の正月
イスラエルにとっての正月と言われる転機的出来事、「出エジプト」の意味は何だったのでしょうか。
①刑罰(さばき)からの救い
当時、エジプトで奴隷の苦役を強いられていた民を救い出すため、神様はエジプト中の家畜と人の初子を打つと言われました。それは、国の全土を覆う神のさばきです。しかし、神の民には免れる方法、すなわち、家ごとに小羊を屠りその血を家の入り口とかもいに塗るならさばきが過ぎ越すということを教えられ、それによって彼らは救われたのです。
②奴隷状態からの解放
民は異国における430年の生活から解放され、神が約束して下さった国に向かって新しいし出発をすることができました。これを記念し「これを年の正月にしなさい」と言われたのです。それは、「新生イスラエル」の始まりでした。

3、私たちの正月
神様は、私たちの罪深い、古い生き方から解放して新しい意味ある人生を与えようとしておられます。そして、それをもって「あなたの正月としなさい」と言われるのです。
「だれでもキリストにあるならば、その人は新しく造られた者である。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなったのです。」  (2コリント5:17)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください