H27.11.15主日礼拝

*聖書のお話し(バイブル・メッセージ)
「題」 「キリストとの出会い」
聖書の箇所 「ルカ19:1~10」 (日本聖書協会:口語訳聖書より引用)
19:1 さて、イエスはエリコにはいって、その町をお通りになった。
19:2 ところが、そこにザアカイという名の人がいた。この人は取税人のかしらで、金持であった。
19:3 彼は、イエスがどんな人か見たいと思っていたが、背が低かったので、群衆にさえぎられて見ることができなかった。
19:4 それでイエスを見るために、前の方に走って行って、いちじく桑の木に登った。そこを通られるところだったからである。
19:5 イエスは、その場所にこられたとき、上を見あげて言われた、「ザアカイよ、急いで下りてきなさい。きょう、あなたの家に泊まることにしているから」。
19:6 そこでザアカイは急いでおりてきて、よろこんでイエスを迎え入れた。
19:7 人々はみな、これを見てつぶやき、「彼は罪人の家にはいって客となった」と言った。
19:8 ザアカイは立って主に言った、「主よ、わたしは誓って自分の財産の半分を貧民に施します。また、もしだれかから不正な取立てをしていましたら、それを四倍にして返します」。
19:9 イエスは彼に言われた、「きょう、救がこの家にきた。この人もアブラハムの子なのだから。
19:10 人の子がきたのは、失われたものを尋ね出して救うためである」。

ザアカイはエリコの町の取税人のかしらでした。彼は財を蓄えましたが、満たされない心を抱えて生きていました。貪欲にかられて不正な取り立てをし、人々から嫌われ憎まれ、孤独でした。そんなザアカイが、エリコに来られたキリストと決定的な出会いをしたのです。キリストは、このザアカイを救うために来られました。

1、知っておられるキリスト
何としても主とお出会いしたいと願ったザアカイは木に登って待ちます。主は木の上にザアカイを認め、いきなり
「ザアカイ降りて来なさい、今日、あなたの家に泊まることにしているから」
と言われました。主はザアカイをすでに知っておられ、親しく呼ばれたのです。「名を知り、名を呼ぶ」は、その人を熟知することです。主は、罪深く虚しい孤独な私たち一人一人を知っておられ、近づいて名を呼び、贖ったわたしのものだ、と言われます。
「恐れるな、わたしはあなたをあがなった。わたしはあなたの名を呼んだ。あなたは、わたしのものだ。」 (イザヤ43・1)

2、友となられるキリスト
主は喜んで罪人ザアカイの家に入り、ザアカイの友となってくださいました。主との食卓を囲み親しく交わる中で、ザアカイはキリストを知り、信じ救われました。主は、私たちを救い、罪を贖ってくださるだけでなく、私たちの友となってくださいます。そして、私たちとの交わりを喜んで下さいます。私の心の友、生活と人生を分かち合う親しい友として主を知る者となりましょう。

3、新しい生き方を与えてくださるキリスト
主との交わりにより主の愛を知ったザアカイは、悔い改め、主を信じて全く変えられました。立ち上がったザアカイは、自分から財産の半分を貧民に施し、不正な取り立ての4倍返しの償いを誓いました。これはザアカイの心が主にあって全く変えられ、主に従うものとされたことの証でした。主は、このザアカイの新しい生き方を喜ばれました。(9)

※今日の礼拝説教は高橋好師でした。
高橋牧師は、名古屋教会の特別礼拝での奉仕です。
都合により音声は掲載致しません。

 

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