H27.6.7主日礼拝

*聖書のお話し(バイブル・メッセージ)
「題」 「イエスの宣教開始」
聖書の箇所 「マタイ4:12~17」 (日本聖書協会:口語訳聖書より引用)

4:12 さて、イエスはヨハネが捕えられたと聞いて、ガリラヤへ退かれた。
4:13 そしてナザレを去り、ゼブルンとナフタリとの地方にある海べの町カペナウムに行って住まわれた。
4:14 これは預言者イザヤによって言われた言が、成就するためである。
4:15 「ゼブルンの地、ナフタリの地、
海に沿う地方、ヨルダンの向こうの地、
異邦人のガリラヤ、
4:16 暗黒の中に住んでいる民は大いなる光を見、
死の地、死の陰に住んでいる人々に、光がのぼった」。
4:17 この時からイエスは教を宣べはじめて言われた、「悔い改めよ、天国は近づいた」。

 イエス様は公生涯の初め、ユダの荒野でサタンの試みに遭われ、御言葉によって勝利されました。その後、バプテスマのヨハネの捕縛をきっかけに、北方のガリラヤ地方に退かれ、生まれ育った故郷ナザレからガリラヤ湖に近いカペナウムの町に移り住み、カペナウムを中心にガリラヤ地方を巡り歩き、伝道活動をなさいました。

1、「暗黒の中に住んでいる民は大いなる光を見た」
 主の宣教が開始されこの地方は、
「ゼブルンの地、ナフタリ地、・・異邦人のガリラヤ」(15)と言われています。かつて、長くアッスリヤの支配下にあったこの地は、異民族との雑婚や偶像像礼拝が行われ、厳格なユダヤ人からは、霊的信仰的に汚れた暗黒の地となってしまいました。主はそのような地に入り、住み、そこを最初の宣教の地と定めて福音をもたらされました。それをマタイは「暗黒の中に住んでいる民は大いなる光を見た」(マタイ16、イザヤ9:1)と言って、イザヤの預言の成就をそこに見ているのです。

2、「悔い改めなさい、天国は近づいた」
 これが、主イエスの宣教の第1声です。
「天国は近づいた」 天国とは神の国のことで、神が王として支配される領域が神の国です。闇の世界が支配する中に、光の支配する世界が突入しました。信じる者の心と生活の中に、すでに光(霊的な神の国)が輝き実現しています。(ルカ17:21)
神の国の完成は主の再臨を待ちますが、信者は地上にあってすでに神の国に生き、天の国籍を持つ者とされています。福音宣教はこの神の国への招きです。
「悔い改めよ」 「悔い改めて福音を信ぜよ」(マルコ1:15) 
神の国に入るために、誰もが罪を悔い改める必要があります。方向を変え、闇の支配に背を向けて光に向かうなら光りが闇を駆逐し、光の世界が始まります。そして、光の中を歩き続けるのです。
「わたしは世の光である。わたしに従って来る者は、やみのうちを歩くことがなく、命の光をもつであろう。」(ヨハネ8:12) 

心をいれかえて幼な子のようにならなければ、天国にはいることはできないであろう。 マタイ18:3

プログラム 時間 音声
前奏 0:41
賛美:天地(あめつち)こぞりて 0:40
交読:17 詩篇46篇 1:33
主の祈り 0:54
使徒信条 1:10
賛美1: いざ皆きたりて

2:21

聖書 マタイ4:12~17 1:00
賛美:348 神なく望みなく 3:24
説教:イエスの宣教開始

10:00

10:00

10:00

10:00

12:56

聖餐式 49:しみも咎も 3:00
賛美450:罪思いださする 2:41
感謝の祈り 2:46
頌栄63: 父御子御霊の 1:29

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