*聖書のお話し(バイブル・メッセージ)
「題」 「共におられる神」
聖書の箇所 「創世記39:19~23」 (日本聖書協会:口語訳聖書より引用)
39:19 主人はその妻が「あなたのしもべは、わたしにこんな事をした」と告げる言葉を聞いて、激しく怒った。
39:20 そしてヨセフの主人は彼を捕えて、王の囚人をつなぐ獄屋に投げ入れた。こうしてヨセフは獄屋の中におったが、
39:21 主はヨセフと共におられて彼にいつくしみを垂れ、獄屋番の恵みをうけさせられた。 39:22 獄屋番は獄屋におるすべての囚人をヨセフの手にゆだねたので、彼はそこでするすべての事をおこなった。
39:23 獄屋番は彼の手にゆだねた事はいっさい顧みなかった。主がヨセフと共におられたからである。主は彼のなす事を栄えさせられた。
ヨセフはヤコブの11番目の子どもです。ヨセフは、若い時、不運、苦難の連続でした。しかし、彼は苦難の中でも常に神を恐れ、信仰が素晴らしく成長していきました。彼は、「全き人ヨセフ」(沢村五郎)と称せられるほどです。ヨセフの生涯に起こった出来事の一つ一つが、見事に働いて絶妙のタイミングで重なり合い、神の働きをなしています。そして、与えられた大きな使命を果たしていきました。すべては、神の驚くべきご計画のままだったのです。
1、ヨセフに臨んだ苦難の連続
①兄たちの憎しみによってエジプトに売られる
父ヤコブは、年より子、愛妻ラケル子「ヨセフ」を特に愛しました。腹違いの兄たちは、ヨセフを恨んで無きものにしようとし、ある時、ヨセフを捕え通りがかったキャラバン(隊商)に売り飛ばし、父にはヨセフは獣に襲われて死んだと偽りました。遠いエジプトに奴隷として売られたヨセフは17歳でした。
②ポテパルの妻誘惑を退ける→妻の偽りにより、主人の怒りにふれ投獄される
ヨセフは、エジプト王パロの侍従長ポテパルの奴隷として仕えましたが、主人の妻の執拗な誘惑を受けます。ヨセフは神を恐れ逃れましたが、妻の激しい憎しみと偽りにり、投獄されてしまいます。失意と絶望、神を恐れ誠実に生きるヨセフを貶めるような展開です。しかし、ヨセフは罪を犯さず、神を仰ぎました。逆境と誘惑、失望と困難に勝利していく秘訣はどこにあったのでしょう。
2、ヨセフの勝利の秘訣
①「主が共におられた」
② 「すべてのこと、神のご計画の中にあった」
「神の救いのご計画」があったのです。神の絶妙なご配慮、完全な導き、そして、神と人(ヨセフ)との共同の働きを通して、神のご計画が進められていったのです。神のみこころを信頼して生きる者に、すべてのこと、益にならないことはないのです。
「共に働いて、万事を益となるようにしてくださる。」(ローマ8:23)
プログラム | 時間 | 音声 |
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前奏 | 0:28 | |
賛美:天地(あめつち)こぞりて |
0:41 |
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交読:25 詩篇73 | 1:51 | |
主の祈り | 0:53 | |
使徒信条 | 1:09 | |
賛美15 われらの御神は | 2:47 | |
聖書 創世記 39:19~23 | 1:00 | |
賛美224: ああ驚くべき | 4:25 | |
説教:共におられる神 |
10:00 10:00 10:00 10:00 10:00 10:00 9:15 |
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賛美311: いかに恐るべき | 2:15 | |
感謝の祈り | 2:17 | |
頌栄63: 父御子御霊の | 1:35 |