H24.6.3 主日礼拝

*聖書のお話し(バイブル・メッセージ)
「題」      「主の祈り(
人と自分のとの関係の中で)
聖書の箇所1 「マタイ6章7~13」 (日本聖書協会:口語訳聖書より引用)
6:7 また、祈る場合、異邦人のように、くどくどと祈るな。
  彼らは言葉かずが多ければ、聞きいれられるものと思っている。

6:8 だから、彼らのまねをするな。あなたがたの父なる神は、
  求めない先から、あなたがたに必要なものはご存じなのである。

6:9 だから、あなたがたはこう祈りなさい、
   天にいますわれらの父よ、御名があがめられますように。

6:10 御国がきますように。みこころが天に行われるとおり、
   地にも行われますように。

6:11 わたしたちの日ごとの食物を、きょうもお与えください。
6:12 わたしたちに負債のある者をゆるしましたように、
   わたしたちの負債をもおゆるしください。

6:13 わたしたちを試みに会わせないで、
   悪しき者からお救いください。

 主の祈りは、まず「御名、御国(父のご支配)、みこころ」を求める祈りです。続く後半は、隣人や自分との係わりにおける祈りです。
1、「我らの日用の糧を、今日も与えたまえ」
 「わたしたちの日ごとの食物を、今日もお与えください。」(11)
「日用の糧」とは 「日々に必要な食物」 のことです。この祈りは、「その日のため、あるいは明日のための 必要な糧(パン)を、毎日毎日与え続けてください」という祈りです。「愚かな金持ち」のたとえのように(マタイ12章)「長年分の蓄えを一杯にため込み、私に安心させて下さい」という祈りではありません。「貧しくもせず、金持ちにもせず、わたしのために定められたパン(日毎の必要なパン)で、わたしを養ってください。飽き足りれば裏切り、主など何者か、というおそれがあります。貧しければ、盗みを働き、わたしの神の御名を汚しかねません。」(箴言30・7~9) ・・この祈りです。 
「わたしの神は、ご自身の栄光の富の中から、あなたがたのいっさいの必要を、キリスト・イエスにあって満たしてくださるであろう。」 (ピリピ4・19)

2、「我らに罪を犯す者を 我らがゆるすごとく、我らの罪をもゆるしたまえ」
 「わたしたちの罪を赦してください。わたしたちも自分に負い目のある人を、皆赦しますから。」(12) 罪とは神に対する「負い目」、「負債」であり償わねばならないものです。私たちは神に対してもろもろの罪、負債を負っている者なのです。それを自分の力で負うことはできず、神から「赦す」と言っていただくほかない罪人です。「しかし、あなたには 赦しがある」(詩編130:3~4) 私たちは、皆キリストにより、罪赦された者なです。ですから、「わたしたちも、自分に負い目のある人を、赦しましたように」とは、自分の赦しの功徳に免じて、私の罪も赦せと願うことではなく、私も神に赦された者として、赦しの態度をもってすべての人に接しますと祈るのです。神の赦しと人の赦しは関連しています。(14~15)

3、「我らを試み(誘惑)にあわせず、悪よりすくいだしたまえ」
 「わたしたちを試みに会わせないで、悪しき者からおすくいください。」(13)
「試み」は「誘惑」とも訳せる特別なことば(ペイラスモス)です。私たちの人生に起こる出来事は、信仰を持って受け取るなら神からの「試練」となって私たちを鍛え、きよめます。しかし、不信仰によって受けるならサタンの「誘惑」となり、私たちの信仰と生活を破壊し滅ぼします。ですから「遭わせないでください」 は、「屈服させないでください」、「負けさせないでください」です。 父は真実なお方です。私たちを耐えられない試練に会わせることはないばかりか、試練と同時に逃れる道を備えてくださいます。(1コリント10・13) 主は、私たちが振るわれるとき、私たちの信仰のために祈っていてくださいます。(マタイ22・31~32) 
主よ、「ペイラスモス」に落ち込み負けることのないよう、打ち勝つ力を与えてください。

わたしたちの日ごとの食物を、きょうも お与えください。 マタイ6:11
プログラム 時間 音声
前奏 0:33
賛美:天地(あめつち)こぞりて 0:50
交読:詩篇57 1:18
主の祈り 0:55
使徒信条 1:08
賛美:子羊をば 3:19
聖書:マタイ6:7-13 1:09
賛美:ゴッド・ブレス・ユー 2:25
説教:主の祈り

9:01

10:09

10:16

13:53




聖餐式:しみも咎も 2:26
賛美:静けき祈りの 3:18
頌栄:父御子御霊の 1:44

 

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